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日本一時帰国:溜まっていた気持ちを母に吐き出す

* これは、昨日の記事の続きです。


私は父の車の中で、今夜のお夕飯をどうしようかと考えていた。

前回帰国した時、私たちの滞在中てっきり母が料理をしてくれるものだと思っていたのに、母はほとんど料理をしてくれなかったという経験があるので、今回の帰国では母に料理をしてもらうことは一切期待せず、毎日自分で子供達の分も両親の分も用意するようにしていた。

それでも一度だけ子供達をプールに連れて行って遅くなってしまった日に、出先から電話をかけて母に何か簡単なものを作っておいてもらえるように頼んだことがあった。

けれど家に帰ってみると母はまだ夕食の準備に取り掛かってもおらず、結局私が急いで夕食を作ったのだけれど、その間疲れてお腹をすかせていた子供達は泣きじゃくりだった。

そのことがあったので、今回も母に夕飯を作っておいてもらおうとは考えていなかった。

けれど動物園でかなり疲れてしまっていた私は、どうしてもこれから家に帰ってお夕飯の支度をする気にもなれなかった。

どこかで食べて帰る?

でもノッコと風太はレストランで必ず大騒ぎするので、その方が疲れる。

じゃあ、スーパーで何か買っていく?

でもノッコと風太は必ずスーパーで暴れるので(カートをぶつけあって遊ぶとか)それを一々注意してる方が疲れる。

それを考えたら、家にあるものでちゃっちゃっと何か作ってしまった方が早いと思えた。

なのでそのままスーパーには寄らず、家に直行してもらうことにした。

家に帰ると、新聞を読んでいた母が「おかえりー」と言って子供達を迎えた。

「動物園楽しかった?」

そんな母の問いにも答えず、子供たちは「お腹すいたー」とまずキッチンに向かった。

「じゃあ、ご飯ができるまでおだんご食べてていいよ。」

そう言って子供達におだんご一本ずつ渡し、それを食べ終わったあとは別室でテレビを見せることにした。

その間私は、ある材料を集めて急いでカレーを作り始めた。

30分ぐらいしてカレーができたので、さあお皿に盛ろうとしたその時、

「あっ!」

炊飯ジャーの中にご飯が一粒も入っていなかった。

今までジャーの中にご飯がなかったことなどなかったので、私もわざわざ確認しなかったのだ。

そんな自分に腹を立てていたものの、私はやはりご飯を炊いておいてくれなかった母も悪いと思ったので

「カレーなのにご飯なしー?」

と母を責めるような言い方をした。

すると母が、

「あらっ、ご飯もうなかった?」

と、とぼけたような調子で答えた。

そんな母の様子に更にイラ立ち、

「お母さんさあ、毎日ご飯作ってくれないのはそれでいいけどさ、でもこんな風に一日外出して帰ってきた時は、ご飯ぐらい炊いておいて欲しいと思っちゃうよ。大人と違って子供達はお腹が空いてる時、本当に待てないからさ。」

そう言った。

ここですぐに母が「ごめん、ごめん」とでも言ってくれればそれで全て治ったのに、絶対に謝らない母は、

「だってお友達と動物園に行くっていうから、てっきり外で食べてくると思ったのよ。」と返した。

「だって4時過ぎに動物園を出る時、これから帰るからって電話したじゃない。そしたら外で食べてくるなんて普通は思わないよ。」

「だったら帰ってから家で食べるから、ご飯炊いておいてって言えばよかったじゃない。」

「そんな事言わなくても、普通の人は気を利かせてご飯があるかどうかチェックしてくれるよ。」

「そんなこと一々する人はいませんよ。」

母の「こう言えば、ああ言う」という態度にさらに腹が立った私は、今まで溜まっていたものをここで一気に吐き出してしまった。

「お母さんさあ、ずっと前から言おうと思ってたんだけど、私や子供達がいてもまるで私たちがここに存在しないかのように、いつも通りの生活を送ってるよね。私が朝、子供達に朝食を食べさせて、お父さんのご飯を用意して、子供達に学校の準備をさせてって忙しくしてても、お母さんは庭の草むしりだかなんだかやってて何も手伝ってくれないし、夕方も私が子供達の宿題をみたりお夕飯の準備をしてバタバタしてても全く無視だし。」

「だって草むしりしなかったら、すぐに庭が雑草でぼうぼうになっちゃうのよ。」

「お母さんはお母さんでやらなくちゃいけないことがあるのは分かるよ。それに私たちもお世話になってる身だから、こっちだってなるべく負担にならないようにがんばってるよ。でも子供達と遠くまでお出かけするのは本当に疲れるんだよ。それなのにうちに帰ってからまた家族全員分のお夕飯の準備をするのはすごくシンドイの。だからこういう時は、どうして一日家にいるお母さんがご飯の準備をしてくれないのかなと思っちゃうわけ。なんで私が帰ってから作るのを当然のように待ってるのかなと思っちゃうんだよ。」

「お母さんだって毎日ゴロゴロしてる訳じゃないのよ。やることが山ほどあって、一日動いてても足りないくらいなんだから。」

「でもさ、せっかくこうして子供達がおばあちゃんに会いにきてるんだからさ、ちょっとぐらい子供のために時間を作ってくれてもいいじゃない。お母さんを見てるとさ、まるで子供達を避けてるみたいに掃除やら草むしりをやってるように見えるんだよ。だからもっと子供達と関わってくれてもいいのに、と思っちゃうよ。」

「何言ってるのよ。お母さんはさわちゃんたちが来るから、自分の予定を大幅に変えてるのよ。週に一回行ってるフラダンスの練習も全部キャンセルしたし、毎週行ってる整骨院も行ってないし。」

「そうしてくれるのはありがたいけどさ、でもお母さんそうやって習い物をキャンセルして家にいても、別に私を助けてくれたり子供達と接してくれる訳じゃないじゃない。一人で買い物に行ったり、〇〇場(家の近所にあるイベント場)に遊びに行ったりしてて。」

「お母さんにはお母さんの用事があるのよ。」

「そうかもしれないけどさ、でもお母さん、知ってた? 日本に帰ってきてもう二週間になるのに、お母さんと子供達と一緒に撮った写真が一枚もないんだよ。いつもチャンスを狙っているけど、お母さんが子供達と一緒に過ごしてくれる時間なんて全然ないから一枚も撮れないんだよ。それってすごく悲しくない?」

「、、、、、、、。」

「お母さんが〇〇場に遊びに行くのを毎日の楽しみにしてることはよく知ってるから別に行くなとは言わないよ。でもそこで知り合ったXX君(小五)のことをそんなにかわいがっているなら、自分の孫たちとももう少し関わってくれてもいいじゃない。私は子供達におばあちゃんとの楽しい思い出をたくさん作って欲しいのに、このままじゃノッコたち、おばあちゃんが家にいた事さえも覚えていないかもしれないよ。お母さんはそれでもいいの? それって悲しくないの?」

これまで私たちの会話を黙って聞いていた父がここで、

「いいよ、いいよ、さわこ。お父さんこれからコンビニまでご飯買いに行ってあげるから。今日はそれをあっためてカレーと一緒に食べれば。子供達がお腹すかせて向こうの部屋でずっと待ってるぞ。もうご飯にしよう。」

そう言って立ち上がった。

そして母もコンビニで買いたいものがあるからと、父と一緒に車で出て行った。



つづく





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さわこ

Author:さわこ
在米のさわこです。売春、ドラッグ、破談などの障害を越えてようやく家へきたノッコと風太の養子縁組のお話を綴っていきます。

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