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やっぱり専門医だ

* これは、昨日の記事の続きです。


救急室のドクターに「中耳炎ではないですね。」言われてから40分後に耳だれを出した風太。

耳だれが出てから痛みがひいたようで、お布団に入った風太はそのまますぐに眠りについてしまった。

風太の寝顔を見て安心した私も、そのあとすぐに爆睡に入った。

次の朝インターネットで調べてみると、耳だれが出た後もきちんと専門医に診てもらった方がいいと書いてあったので、私は近くの耳鼻科を調べてみた。

けれどなぜかこの地域の耳鼻科は、どこも木曜日がお休みだった。

金曜日に診てもらってもいいけれど、もしも週末にまた痛み出したりしたら嫌なので、結局近くの病院の耳鼻科に行ってみることにした。

朝一番で行ってみたけれどもうすでに待合室は人でいっぱいで、少なくとも一時間は待たされそうな気配だった。

「じゃあ、お父さんも一緒に待つよ。」

そう言って父も私たちと一緒に待ってくれることになった。

昨日も夜中に叩き起こされてろくに寝ていないのに、文句を言わずにこうして付き添ってくれる父がその時の私にはとてもありがたかった。

結局一時間半ぐらい待たされて、ようやく風太の名前が呼ばれた。

診察室に入ると、とてもエネルギッシュな40代ぐらいの先生が座っていた。

「今日はどうしましたか?」

「はい、昨日の夕方急に耳が痛いと泣き出して、夜中にまたひどく痛がったので中耳炎だと思って救急室に連れて行ったんです。そこでは中耳炎ではないと言われたんですが、家に帰ってから耳だれが出たので恐らく中耳炎だったのではないかと思います。もう痛くはないようなのですが、一応耳鼻科で受診するように言われたので。それに最近頻繁に鼻血が出るのでそれも気になっていて。」

「そうですか。最近飛行機に乗りましたか?」

「はい、三日前に乗りました。」

「じゃあ、それも影響しているかもしれませんね。とりあえずちょっと診てみましょう。」

そう言って先生は風太の喉、鼻、耳をチェックした。

「これは中耳炎ですね。ただすでに耳だれが出ているので、もう痛むことはないと思います。それよりも鼻の方がかなり腫れているので、4歳児と小さいお子さんですが、抗生物質を出しておきましょう。それからもしもまた痛んだ時のために痛み止めと、鼻血を防ぐための塗り薬も出しておきます。」

「ありがとうございます。」

私はそう言って診察室を出た。

そして思わず、

(何て違いだろう)

と思ってしまった。

救急室のドクターと同じ5分の診察でも、専門医は何をすべきなのかをよく知っている。

昨日の救急室の先生は、耳が痛いと言ってるのに風太の鼻や喉さえ診てくれなかった。

中耳炎の疑いがある時は、鼻だって腫れている可能性が高いのに。

うちの母親は「耳鼻科の専門医じゃないんだから、そこまで望むのは無理よ。」なんて言っていたけれど、それにしても彼はあまりに酷すぎたような気がした。

金曜日に近くの耳鼻科医院が開くのを待とうとも思ったけれど、この耳鼻科の先生に診てもらえたので今日無理にでもこの病院に受診に来てよかったなと思った。

そのあと先生に言われた通り「自動精算機(便利!)」のところに行くと、その日の受診料は6千円だった。

午前中に家を出てから結局3時間以上かかってしまったけれど、病院から家に帰るとノッコと母が静かに留守番をしていた。

母に「ノッコどうだった?」と訊くと、

「大人しくていい子だったよ。」と言っていた。

それから数日間、母はことあるごとに

「ノッコちゃんは本当に落ち着いたねー」とか

「ノッコちゃんは本当におねえちゃんらしくなったねー」とノッコを褒めまくっていた。

この後どんなことが起こるかも知らないで。


つづく


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さわこさん、ようこそ日本へ!
到着早々(いや、出発前からでしたね)、大変でしたね😣
お疲れ様でした。
風太くん、専門医に診てもらえてよかったです。

今も日本にいらっしゃるのですよね?
小児救急電話相談はご存じですか?
#8000で全国どこからでも繋がり、看護婦さんが相談に応じてくれます。

他のかたも書いていらっしゃる通り、救急病院では当番医が全くの専門外、ということがままあり、せっかく受診しても無駄足に終わることが多い上、混雑していて待たされた挙げ句に余計なウィルスをもらって帰ってくることになりかねないので(実際そんな経験を何度もしています)、行きたくないというのが本音です。

電話相談の実施時間は都道府県によって異なり、ご実家の地域が深夜まで実施しているかどうかはわかりませんが、
何かあったらまずは#8000に相談して、相談員の判断を仰ぐ、という人が私の回りでは多いです。

ご存じだったらすみません!
今後の展開も楽しみにしてます!

Re: タイトルなし


しーさん、

お久しぶりです!
コメントありがとうございます。

小児救急電話相談というのは全然知らなかったです。
そんな便利なヘルプラインがあるんですね。
日本の看護婦さんなら、どんな質問にも丁寧に答えてくれそう。

しーさんも救急病院ではあまりいい経験をしていないのですね。
せっかく行ってもあまり意味のない診断の仕方だったり、その上他のウィルスまでもらってしまったらたまったもんじゃないですよね。
一般的に救急病院のドクターへの期待度はそんなに高くないのでしょうかね。
風太を診てくれた先生は、本当に医師の免許があるのかどうか疑問に思えるくらい素人ぽかったです。
だから患者もあまりいなかったのかな?

せっかくしーさんから役立つ情報をもらったので、もしも今度子供達が病気になったら(なってほしくないけど)、#8000に相談してみようと思います。

その後の生活はいかがですか?

平和な毎日を送っていることを祈っています。
私は毎日発狂寸前ですが、、。

さわこさん 日本に行かれているんですね うらやましいです!風太くん大変でしたね 日本でも医師として仕事をしていた経験からお話しすると、日本の医師はアメリカの医師の倍近くの時間を慢性的に働いていることが多く人が足りていません。(アメリカみたいにERに行っただけで10万円なんてことないのはそういう先生たちのおかげでもあるんですよ)
大病院の救急でない限り「外勤」とよばれるバイトでまかなっていることが多いので当たりはずれがほんとうに大です。。。それにしてもみみだれが出るくらいなら鼓膜が赤くなったり膿がみえることがほとんどなんですがね。怖いのはまだ一人前じゃない経験が浅い医師が当直していることもあります。
後は、後から診た人が賢そうに見える法則もあります。盲腸を診断した患者さんに「昨日の先生は診断してくれなかった。あなたは素晴らしい。今後は必ずここに来ます」とか言われると、いえいえ私も昨日ならわからなかったかもしれませんよ〜というわけです。
そうゆうもんか〜とお怒りがおさまれば幸いです😅 日本ステイ 楽しまれていますように!

Re: タイトルなし


かなさん、

コメントありがとうございました。
すっかりお返事がおそくなってしまってすみません!

かなさんは日本の病院でも働いたご経験があるので、やはり内情に詳しいですね。
そうなんですか、、、日本のドクターたちの労働条件はあまりよくないんですか、、。
それにどんな業界でも多くなっている「外勤」に頼る病院がやはり多いいんですね。
確かに保険なしでERにかかって2万円以内で済むなんてアメリカでは考えられないことなので、その点では日本の医療制度はすばらしいなと思いましたた。
でも
>「怖いのはまだ一人前じゃない経験が浅い医師が当直していることもあります。」

まさにこういう感じのドクターだったので、それはちょっと怖かったです。

でも日本のような安い医療費でアメリカのERのようなクオリティを求めるのは現実的でないかもしれませんね。
それに日本のERでも耳鼻科でも、アメリカのようにガンガン薬を処方したりしなかったので、そういうところがいいなとも思いました。

おかげさまで風太は元気になり、それ以降の日本滞在を楽しんでいるので今はもうなんのモヤモヤもありません。

業界の人ならではのためになる情報をありがとうございました!
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さわこ

Author:さわこ
在米のさわこです。売春、ドラッグ、破談などの障害を越えてようやく家へきたノッコと風太の養子縁組のお話を綴っていきます。

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