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あるコメントを見て思ったこと

先日あるブロガーさんのブログを読んでいたら、ちょっと気になるコメントを見た。

そのブロガーさんはその記事の中でトランプの移民規制の政策を冗談ぽく批判していた。

その記事に対して一人の人が以下のコメントを残した。

トランプさんは不法に入国した人達を排除しようとしているのではないでしょうか。ロンドン在住の者ですが、やみくもに入国しようとしている人達のなんと多いこと! できることには限りがあります。
〇〇さん(ブロガーさんの名前)も知らない人をご自分の家には入れませんよね。 確かにやり方は乱暴で残念ではありますが、根本のところで彼なりに必死でアメリカの貧しい人達を守り、国の安全をまもろうとしているのでは?
一方的に彼を馬鹿よわばりするのもあまり民主的ではないのでは?

はっきり言ってこのコメントを読んだ時、

「この人は何を言ってるんだろう?」と思った。

トランプの経歴や政策、そして彼が各ポジションに起用しようとしている人達の経歴を見れば彼がいかに「貧しい人達を守ろうとしていないか」がすぐに分かると思うのだけれど、、。

なんだかブロガーさんへの態度も不快だったので、よっぽど私も反コメントを載せようかと思った。

けれど やめた。

そんなことしても無駄だと思ったから。

最近私の周りの人を見ていて気がついたのだけれど、トランプ政権について議論をする時、「感情」で討論しようとする人がとても多い。

特にトランプ支持者の間には、彼の政策や行動を分析した上で理論的に話そうとする人があまりいない。

それは当然といえば当然。

トランプが勝利した理由の一つは、正に「政策そのものではなく、国民の感情に訴えた」という点があるから。

彼の政治家としての経験より、彼の政策の内容より、彼が国民に訴えた「怒り」や「不安」「国民として誇り」のようなものが彼を勝たせたようなものだから。

私がそんなトランプサポーター達を見ていて思うのは、

トランプを支持する人達とそうでない人達は、きっと絶対に分かり合えないのだろうな、ということ。

どんなにお互いの意見を述べ合っても、どんなに討論を重ねても、どちらもけして譲歩することができない。

トランプ批判者は自分達の価値観が絶対に正しいと思っているし、トランプサポーターは感情に任せて反論するから。

私はよく「どうしたらトランプを支持する人達の目を覚ますことができるだろう」と思ったりするけれど、同時に、じゃあ自分も彼らに何か言われたからと言ってトランプをサポートできるようになるのか、と言ったら絶対にできない。

だから上記のコメントを書くような人と討論をしても無駄なんだと思った。

私と彼女は、政治観に関してはきっと絶対に分かり合えない。

じゃあ無駄だから何もしなくていいのかと言ったら、やはりそれも違うと思う。

じゃあ、どうしたらいいのか。

一つは、考えた方の違う人達といくら討論してもお互い譲歩できないのだから、もう相手を変えようとするのはやめて、同じ考え方の人達の結束を固くする。

そういう人達と頻繁に会い、意を共にして打開策を考える。

その結果が今国内外で起こっているプロテストやボイコットなんだと思う。

でもこれでは決裂した国民の溝は深まる一方。

アメリカがもっともっと危険な状態に陥る可能性が大きくなってしまう。

そんな時、ふと気がついたことがあった。

それは、

どんな人でも自分が信頼している人、尊敬している人の話は聞き入れやすいということ。

私は、どうしても今の段階ではトランプをサポートすることはできないけれど、ジョンがトランプをサポートするなら、彼の話を聞いてみようとは思える。

それはジョンという人間をよく知っているから。

彼を信頼し、尊敬しているから。

ジョンがいろいろ考えた結果トランプをサポートするというなら、どういう理由でそういう結論に至ったのかを聞きたいと思える。

もちろん現実ではジョンはトランプのサポーターではないけれど、時々トランプ政策の「これとこれは賛成できる」と言うことがある。

どうしてそれらの政策がいいと思うのかを彼が理論立てて説明してくれる時、私も「ああ、そういう考え方もあるんだな」と思ったりする。

だから、

そういうところから広げていけばいいんじゃないかな、と思った。

トランプサポーターの中でも比較的オープンな人と理論立てて討論する。(これにはもちろんある程度の知識が必要)。

その話し合いの中でトランプ批判派もサポート派もお互いに「そうかぁ」と思えるものがあったなら、それだけでいいと思う。

そういう人達から少しずつ「感情でしか討論できない人」に影響が及んでいけばいい。

私たちはやはり人間だから、結局一番大切なのはコミュニケーションなんだと思う。

相手の立場になって考えるきっかけさえ作ってもらえれば、人間はけっこうオープンになれるもの。

今回の移民制限だって、政府の方からもっときちんと「どうして今やらなければいけないのか」「どうして120日なのか」「その120日の間に何を達成しようとしているのか」などをもっと具体的に分かりやすく国民に話してくれたら、その内容によっては今ほど批判する人が多くなかったかもしれない。

その辺がトランプは本当に下手だなーと思う。

もしも相手を変えたかったなら、

まずは自分から意見の合わない人と信頼関係を築こうと努力する。

政治の面では衝突しても、音楽の趣味は合うかもしれない。
その話からその人の人間性が好きになれるかもしれない。

そういうところから始めていけば何かが変わるかもしれない。

世界が危険な方向に動き出そうとしている今、こうした基本的なコミュニケーションの重要さがものすごく問われていると思う。

だからこんな拙い子育てのブログからでも、

何かを発することはできないかなと思い、

子育てと関係のないこの記事を書いてみることにした次第です。




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わかります

私もトランプ派ではないのでとってもわかります。 アメリカは、私の国ではないけれど住んでいる国が、自由の国がこんな風に分断されてしまったことは本当に悲しいことだとおもっています。 そして例えばプレジデントが変わったとしてもきっともうこの溝は埋まることはないでしょう。

トランプ支持者は、完全にカルトにはまっていう状態だと思っています。 彼がタックスを公表しないこと、ロシアとの関係、ビジネスと政治の癒着、壁の資金の出所、バカみたいなツイッター、キャビネットの選び方、全てをとって冷静に考えたら疑問が出そうなことが盲信している人には見えないのでしょう。 そしてさわこさんが言うように何をいったところで彼らには聞こえない。 と思いつつも私は、 FBでトランプ派と言い合ったりするんですけどね…まぁほぼ罵り合いですが…あまりにもバカバカしすぎて思わず要らぬことを言ってしまうのです。当然分かり合えたことは一度もありません。

それにしてもなにをもって彼が貧しい人にいい政策をするとそのコメントを書いた人は思っているんでしょうね。表面的な彼の言葉だけでなくそこからどう影響があるのかを考えた上で、どの政策が貧しい人に寄り添っているのか知りたいです。

いつも見てます

さわこさん、こんにちは。

いつもブログ楽しみに見ています。
さてトランプ問題についての記事を拝見して、改めてさわこさんは素敵な人だなと思いました。

わたしは日本に住んでいますが、トランプ問題に限らず、こういった主義主張の異なる人たちが、さわこさんのように、もう少し他者に対し想像力を働かせてくれたら…と思うのです。

あの人は(あの人たちは)こういう人間だ、と断じてしまうのは簡単です。相手を愚かと罵っている時点でまた、相手からも同じように思われているでしょう。
彼らがなぜそのように考えるのか、かれらはなぜそれを欲したのか…、などなど…お互いが相手の環境や思いを想像しながら語り合えたら、きっと戦争などはおきませんよね。

主義主張は異なれど、相手を理解しようとする気持ち、とても大事だなと思います。

ところで、先日の風太くんと妹ちゃんの写真、とってもキュートでした。
これからもブログ楽しみにしています。

Re: わかります


あゆみさん、

コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってしまってすみません。

>トランプ支持者は、完全にカルトにはまっている状態だと思っています。

あゆみさん、さすがよくお分かりで!
本当にそんな感じですよね。
ヒラリーとのディベートで暴言を吐いたり、子供みたいに怒り出したりしても、某局で吐いた女性侮辱の発言を暴露されても、支持者の気持ちは変わらなかったということは、もう彼が何をしても彼らはトランプを支持し続けるのだと思います。
「盲信」という言葉、まさにそのものですね。

だからそんな彼らとは、正論で考え方を変えさせようとしても無理だと思ったのです。(あゆみさんもFBでバトルしているんですね!)特にネット上では、ただの罵り合いになってしまうだけなんですよね、、。

だからこれはもう、お互いに相手を知っていくしか方法はないと思うんです。

例えば例のコメントを書いた人も、もしかしたら違法移民達のせいで旦那さんが仕事を失ったのかもしれない。
違法移民の子供達が多すぎて、自分の子供を預けるところがないのかもしれない。

そういった事情が分かれば、どうして彼女が違法移民を毛嫌いするのかがもっと理解できるような気がするんです。

そして「あなたの気持ちは分かるよ」と寄り添ってから、違法移民の人達の苦労も分かってもらえたらいいなと思います。

これはもちろんただの理想論だと分かっていますが、でも大切なことだと思うのです。

そういうことをトランプが率先してやってくれたらいいんですけどねぇ。







Re: いつも見てます


けいツーさん、

温かいコメントをありがとうございます。
私が素敵だなんて、、照れますよー!

でも今回記事に書いたことは、本当に自分が感じていることです。

例のコメントを書いた人は、きっとアメリカの政治のことをよく知らないのだろうなと思います。
でも今回の選挙で民主党が失敗した理由の一つに、そういう無知な人達をバカにして終わってしまったということがあると思うんです。
無知な人達を見下して、彼らを正論で説き伏せようとしたから、逆に反発を買ってしまった。

それよりも、”彼らがなぜそのように考えるのか、かれらはなぜそれを欲したのか…、などなど…お互いが相手の環境や思いを想像しながら語り合えたら、きっと戦争などはおきませんよね。 ”

こういう考えをもっと前面に出せていたらよかったですよね。

実はジェシカのボーイフレンドだったポールはバリバリのトランプサポーターなんですが、彼と話していると、私もジョンもどうして彼がトランプを支持したくなるのかがなんとなく分かる気がするんです。
年寄りで、孤独で、お金もなくて、どうして自分の人生がこんな風になってしまったのか、彼はそれを責める対象をいつも探しているんです。それがよく「人種差別、移民差別」という形で現れていました。そんな時、同じ年代の白人のトランプに「あなたの気持ちはよく分かる。昔はよかったよなぁ。一緒にあの頃を甦らせよう」なんて言われたら、誰でも支持したくなりますよね。
彼にとってはトランプの経歴や政策は、正直どうでもいいことなんです。ただ自分の気持ちを代弁してくれて、そして一緒に夢を見させてくれさえすれば、それだけでいいんです。

そんな彼に真っ向から正論でぶつかっても何の意味もありません。
だから時々食事をしたときに、「トランプの政策のせいで、ジェシカのような立場の女性が増える」とか「トランプの政策のせいで、ウォールマートの商品が高くなる」とか自分たちに直接関係のある話だけをちょこちょこ言ったりしています。するとポールは「どうして?」と聞いてくるので、そこでちゃんと説明してあげると結構分かってくれることもあるんです。

だからそんな感じで、本当に少しずつお互いを緩くしていけば、絡まった糸もいつかほぐれるような気がするんです。

そんな私の気持ちを理解してくださるけいツーさんも、とても誠実な方なのでしょうね。

相手の気持ちを理解しようとするやさしさ。

今はその大切さが一番問われている時ですね。


管理人のみ閲覧できます

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Re: トランプ派ではありませんが



鍵コメさん、

コメントありがとうございました。
同じような内容でも、鍵コメさんのように謙虚でブロガーさんに対する配慮をしながらコメントを下さる場合は、読むほうもそんなに「カチン」ときたりはしないのではないかなと思います。

例のコメントを書いた方からはブロガーさんに対する配慮が全然見られなかったし、どちらかというとけんかを売っているような書き方だったので、読むほうも「この人政治のことも分かっていないのに、何を言ってるんだ?」っていうふうになってしまうんだと思います。
ちなみにそのブロガーさんは「それぞれの国で大変ですね」と大人の対応をしていましたが。

それに彼女のコメントからは、ブロガーさんへの配慮だけでなく移民難民への配慮も全然見えませんでした。
多数の難民達が突然押し寄せてきたら確かに社会への影響も大きいと思うし、受け入れる側の負担も大きいと思います。
それによって国民が不安になるのも十分理解できます。

でも難民の多くは、好きで自分の国を離れた訳ではないということを覚えておくことも大切だと思います。
彼らだって、できれば自分の生まれ育った国を離れたくはなかったのです。
でも生きていくためには、家族を守るためには、危険を冒して移民するしかなかったのです。
例のコメントの方がおっしゃっていたように、私たちにできることには限りがあります。
でも少なくとも彼らの立場を理解しようとすることは誰にでもできると思うのです。

彼女のコメントからはただ「難民が迷惑」という印象しか受けられず、やさしさのかけらも感じることができませんでした。

でも彼女の言おうとしていることも、鍵コメさんの言おうとしていることも十分わかっているつもりです。
こういう問題は偽善だけでは解決しませんから。
ただ(トランプも含めて)言い方を少し変えるだけで、受け取る側の印象はだいぶ違ってくるのになとは、よく思います。
それがちょっと残念でした。

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さわこ

Author:さわこ
在米のさわこです。売春、ドラッグ、破談などの障害を越えてようやく家へきたノッコと風太の養子縁組のお話を綴っていきます。

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