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子育てへのアドバイスが辛いとき


*これは先日のクリスマスのお話です。


普段からジョンのお父さんもお母さんも、私たちの子育てに対してほとんど口を出さない。

意識的にそう気をつけているようで、何か言いたそうに見えるときでも「ぐっと」それを我慢しているのが分かることがある。

私はそんなお義父さんとお義母さんにいつも感謝していた。

虐待などをしない限り、子育てのどれが正解でどれが間違っているかなんて誰にも分からないと思うし、お義父さんや義母さんの価値観を私たちの子育てに押し付けられるのはやはりいい気はしないから。

それなのに今回のクリスマス滞在の時、お義母さんは珍しく私たちのやり方に口を出したり「アドバイス」をしてくることが多かった。

それはきっとお義母さんがノッコの宿題をみてあげた時、彼女の学習能力が想像していた以上に低いことに改めて驚いたからだと思う。

何度同じことを教えても、何度も同じように間違えてしまうノッコ。

そんなノッコを見てお義母さんは、

「ノッコはきっとディスレクシアがあるのではないか?」

「何かの学習障害があるに違いない」と何度か私に話してきた。

その度に私が「専門家に診てもらったけれど障害ではないらしい」と説明しても中々納得してくれず、何度も「専門家に、、、」と言ってくるのだった。

お義母さんが心配して言ってくれていることはよく分かっていたけれど、ノッコの学習のことでさんざん悩み、ようやく前向きに考え始めていた私にはどうしてもうっとうしく感じてしまうのだった。

けれどお義母さん達が帰る数日前に、ノッコが50個以上覚えた漢字をノートに書いたり、日本語の教科書を声を出して読んでいるのを見た時に、お義母さんはえらく感心して「ノッコは学習障害ではない」と言い切っていた。

私は心の中で(だから何度も言っているのに、、、)と思ったけれど、その時のお義母さんがとてもうれしそうだったので、あえて水を差すようなことは言わなかった。

そして今回の滞在でお義母さんがいつもより私たちの子育てに口出ししてきたもう一つの理由に「ダナ達の子育てと比べてしまうから」というのがあったと思う。

以前の記事にも書いたけれど、ダナ達の子育ての仕方はとてもすばらしいらしく、双子ちゃん達はとっても賢くよい子に育っているようだった。

それを知ってしまったお義母さんには、私たちのやり方がどうも気に障って仕方がないようだった。

それでよくアドバイスをくれた。

「ダナ達は本当にいつも双子ちゃんに本を読んであげているから、 二人とも本が大好きなのよ。まだあんなに小さいのに、“本を読む時間ですよ”ってダナが言うと、自分たちの好きなソファーに座って待ってるの。その姿がかわいいったら。さわこも“本読み”の時間を作ってあげたらノッコももっと本好きになるんじゃない?」

「ダナは双子ちゃんがアートに興味を持つように、家にはいつもアートやクラフトグッズがたくさん置いてあるのよ。だから双子ちゃんはお絵かきが大好きでね。さわこ達も今度おもちゃ屋に行った時に、ノッコ達のやりたいアートグッズを買ってあげたら?」

「ダナはアマゾンで大量にplay doh(ねんど)を買って、いつもそれを双子ちゃんにやらせているのよ。すごく安いからさわこも買ってやらせたら?」

と、こんな話の連続だった。

そしてお義母さんのそんな話を聞きながら、私は心の中で(そんなの私も全部やってきたのに)と思ってしまった。

もともとクラフトやぬり絵が大好きな私は、ノッコが2歳くらいの頃から常にクラフトのグッズを買いあさり、それをノッコといつも一緒にやろうとした。読み聞かせも「これでもか!」というくらい毎日毎日やってきた。でもノッコも風太もクラフトにはあまり興味を持ってはくれず、いつも外で遊びたがるのでだんだん買わなくなってしまったのだ。(それでも諦めきれずたまに買うけれど)

それにアマゾンでplay dohを大量に買っていた頃もあった。

だけどノッコも風太もplay dohで遊ぶのではなく、どうしてもそれを食べてしまうのでplay dohを与えるのをやめてしまったのだ。

あんなにカラフルでいい匂いがしたら食べたくなってしまうのは仕方ないかな。

そんな風に思っていたし、逆にplay dohを食べない子供がいることの方が私には驚きだった。

まだ2歳半の双子ちゃんがお行儀良くできるのに、まるで野生児のような7歳と4歳のノッコと風太を見て、お義母さんは素朴に「どうして?」と思ってしまったのだと思う。

そんなお義母さんからのアドバイスを聞きながら私は、

(育てやすい子供を育てたお義母さんには本当に分からないんだなぁ)と思った。

ジョンもジョンの兄弟もみんな小さい頃は素直で優秀だった。

そりゃ小さな問題や反抗期は人並みにあったかもしれないけれど、そんなのノッコの問題とは比べものにならなかっただろうと私は思っている。

自分の子供達が手がかからなかったから、育てにくい子供を育てている人たちの気持ちが本当の意味で分からないのだろうなと思った。

そしてこれはお義母さんだけでなく、育てやすいお子さんを育てている周りのお母さん達にも言えることだと思う。

素直でなんでも上手にこなしてしまうエマを育てているマーナの一番の悩みは、

「食事中にエマがいつも歌をうたうこと」だった。

マーナはそのことをしょっちゅう私に愚痴ってくるけれど、正直言って私は(そんなことが最大の悩みなんて羨ましい)と思ってしまうのだった。

マーナはエマの宿題を見てあげたことがほとんどないと言う。

エマは自分でプリントを出してきて、自分でさささっと終わらせて、またファイルに戻すらしい。そしてその答えのほとんごが正解している。

私はノッコに付きっ切りで、たった一枚のプリントを終わらせるのに一時間もノッコと格闘する。暴れたり暴言を吐いたりするノッコをなだめながら、なんとか毎日宿題を終わらせるのだ。

毎日、毎日、来る日も、来る日も、そんなバトルが続くのだった。

ノッコの癇癪がすごい時は、椅子を壊されたり、ドアを壊されたりしたこともある。

そんなに苦労して毎日勉強を見てあげても、ノッコは勉強についていけず一年生を繰り返すことになった。

そんな私に、あまり苦労もしなかったお義母さんから「こうすれば」というアドバイスを受けてもうれしくない、というのが正直な気持ちだった。

365日ノッコを育てている私に、一年のたかが10日間ぐらいノッコの様子を見たお義母さんから子育てについてあれこれ言われたくない。

そう思ってしまった。

ダナの双子ちゃんがいい子に育っていることは本当にすばらしいと思う。

だけどそれをまるで母親の育て方の違いのように言われるのは、今の私にはとても辛い。

ジョンの両親の滞在中に次々とみんなが病気になり、その看病で疲れていたせいもあるのかもしれないけれど、お義母さんの話を聞く度に私はひどく落ち込んでしまった。

けれどジョンの両親が帰ったあとにお義母さんからメールが来て、滞在中に病気になって私に迷惑をかけたこと、色々とノッコのことで言いすぎてしまったことを詫びていた。

彼女はそうやってあとで反省してくれるからすごくいいと思う。

お義母さんも悪気がある訳ではなく、本当にノッコや私のことを心配して言ってくれていることはよく分かっているので、あまり彼女の「口出し」が辛い時は、私ももっと正直に彼女に伝えた方がいいのかなと思ったりした。


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こんにちは

さわこさん、こんにちは。
今年もよろしくお願いします。

話の本筋と違うのですが…お義母さん、ダナさんと仲直りされたのですね。笑
むしろそっちに驚いてしまいました。
亀裂の入った女同士がそんなに元どおりになれるとは、驚きです。

さわこさんのお気持ちとても分かります。
私は思うんですけど、養父母になる方の多くは優秀な方が多いように思うんです。
当然そのご家族もそうであることが多いと思います。
しかし環境が人を育てるとは言っても、生まれ持ったものもありますから、養子が必ず優秀になるとは限りませんよね。
養父母になりたい方のお話を聞いていると、まだ見ぬ子どもへの期待が大きすぎて、不安になることがあります。
育ててみたときのギャップに苦しまないだろうか、子どもはプレッシャーにつぶれないだろうかと。
それは養父母に限らず一般的にも当然言えることですけど、優秀な家に生まれた子ほど期待はあるものですもんね。
親が味方になってあげられるかどうかで、子どもの自己肯定感は違ってくると思いますから、さわこさんがノッコちゃんのありのままを受け止めていらっしゃるのは本当に、ノッコちゃん良いお母さんを持ったね!と思います。
私も子どもに期待を押しつけないようにしないと…と思うのですが、やはり私の家系も代々医者だったり学者だったり、なので、私がしっかりしないと子どもがつぶれてしまいそうです。。本当に今から不安です。

Re: こんにちは


けいさん、

いつもコメントをありがとうございます。
そうなんですよ。
以前はあんなに揉めていたダナとお義母さんが、今ではすっかり仲良しになったようです。(私もそれにはビックリです)

実はあまりに恥ずかしくて記事には書けなかったのですが、今回のお義母さんのアドバイスが嫌だったのは、恐らく私のダナに対する嫉妬もあるのではないかなと思っています。

お義母さんとダナの仲が悪かった頃は、お義母さんはいつも私のことをたくさん褒めてくれていました。でも双子ちゃんが大きくなるにつれて急にダナを褒めまくるようになったのです。
それで私は幼稚な嫉妬をやいているのだと思います。

それに私は普段から、ノッコが今のようになってしまったのは自分のせいかもしれないという疑いを持っているので、こんな風にちょっと比較されただけで落ちこんでしまうんです。
まだまだ未熟者なんですね。

けいさんのおっしゃるように、養父母は子供への期待が大きいというのは確かにそうかもしれません。
私もノッコがまだ赤ちゃんの頃は多大な期待を抱いていたし、ジョンのお母さんにとっても初孫だったので、期待が大きかったのかもしれませんね。お義母さんは特に孫達の勉強の能力についてとても心配しているようです。

そんなプレッシャーにノッコが押しつぶされないように、私もサポートしていきたいなと思っています。
そして自分の変な嫉妬から、義両親とダナ達との関係がぎくしゃくしないように気をつけようと思います。

再コメント失礼します。。

いや、当然ですよさわこさん!!だってダナさんとの不仲の時期を支えて愚痴を聞いてたのは、さわこさんですから!!

だけどもしかしてお義母さんなりの「今まで心配かけてごめんね、私たちもうこんなに仲良くやってるから安心してね」アピールだったのかも、とも思いましたが、考えすぎですかね?笑

しかしまあ、大丈夫ですよさわこさん。きっとお義母さんは悪気なくダナさん家でもさわこさんの話を出してダナさんたちをイラつかせてたと思いますよ。
お義母さんはきっとみんな可愛いんですよ。

Re: タイトルなし


けいさん、

再コメントありがとうございました!

私のダナへの嫉妬が当然だと言ってくれると気持ちがずっと楽になります。

お義母さんとダナが仲良くする事はジョン家の誰にとってもいい事なのに、私一人だけお義母さんの愛情をダナと双子ちゃんに持って行かれたような気がして複雑な気持ちでいたんですよ。

この歳になって何やってるんだか、わたし。

けいさんのおっしゃるように、お義母さんは本当に悪気があって私とダナを比べている訳でもアドバイスしてくる訳でもないと思うので、私もできるだけ気にしないようにしようと思います。

確かにダナも今まで私のせいで嫌な思いをしてきたのかもしれないし。
それでもいつも私にやさしくしてくれた彼女に感謝して、私も彼女の子育て術を学ばせてもらおうと思います。

私寄りのコメント、本当にありがとうございました。
すごくうれしかったです。
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さわこ

Author:さわこ
在米のさわこです。売春、ドラッグ、破談などの障害を越えてようやく家へきたノッコと風太の養子縁組のお話を綴っていきます。

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