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キャビンでの自慰行為 そして今

* これは昨日の記事の続きで、半年以上前のおはなしです。


キャンプの夜、私とマーナはノッコたちの自慰行為について話をしたあと一階におりた。するとそこにはDVDを見ながら自慰行為をしているエマとノッコの姿があった。

どうやらノッコはエマにつられてしまったらしい。

とっさにマーナが「エマ! ちょっとエマ! こっち来て!」とエマを自分たちの部屋に呼んだ。

それを見て私も

「ノッコちゃんも、ちょっとこっち来て!」とノッコを自分の部屋に呼んだ。

どうして急に呼ばれたのかが何となく分かっている二人は、渋々とそれぞれ呼ばれた部屋に入っていった。

私はそこで再度「人前で触ってはいけない」ということをノッコに説明したけれど、普段から何度も同じようなことを言い聞かせているので、私たちの話し合いは比較的すぐに終わってしまった。

けれどマーナとエマは何やら話し込んでいるらしく、しばらく部屋からずっとでてこなかった。

マーナがエマに対して自慰行為の話をするのはそれが初めてだったため、どうやら色々と話し合っているようだった。

あとからマーナにどんな話をしたのか訊いてみると、私がノッコに話したのと同じような話をしたと言っていた。

その間エマはやはり「どうしてダメなの?」と質問してきたので、「人前で鼻をほじったり、おならしたり、咳をする時はそでで塞いだりするのと同じようにマナーの問題なのよ。周りにいる人に居心地の悪い思いをさせたり、不快感を与えたりするの」と話したらしい。

その晩はエマもノッコも自慰行為をすることはなく、ビデオを見終わってからそのまま寝てしまった。

                ◇

次の日の夜、子供たちは前の日と同じようにリビングルームでDVDを見ていた。

ジョンとドリアンも同じようにキッチンのテーブルで飲みながら話をしていた。

前の晩と一つだけ違っていたのは、私とマーナが子供たちと一緒にリビングルームにいたこと。

そして私たちの目が常に追っていたのはテレビの画面ではなく、子供たちのある一点だった。

その「一点」がどこなのか、この後に及んで分からない読者の方はおりますまい。

DVDを見はじめてから30分ぐらいすると、ノッコに動きが出てきた。

右手で自分のプライベートを触り始めたのだ。

それを見つけた私は、すかさずノッコを注意しようとした。

けれどその前に、横にいたエマがノッコの耳元に何やらコソコソと言葉を吹き込んだ。

それを聞いたノッコは「ハッ」として、すぐに自分の右手をひっこめた。

そのあとエマは、またノッコの耳元に何やらごにゃごにゃと話しかけていた。

そして二人で笑いあったりしていた。

そのないしょ話のあと、ノッコもエマは自分の手をプライベートに持っていくことは一度もなかった。

                    ◇

この時の「エマのヒソヒソ話」以来、ノッコは人前で自慰行為をすることが一切なくなった。

エマも同様だとマーナが言っていた。

親の私が何十回注意してもおさまらなかったノッコの自慰行為が、エマの一言でピタッとおさまってしまったのだ。

これぞPeer pressure のパワー。

キャビンで自慰行為をしているエマとノッコを見た時は心底ビックリしたけれど、同時に私はオンラインで読んだ内容は正しかったのだと思ったりした。

7歳児にとっての自慰行為は、いけないと分かっていてもしてしまう「おしゃぶり」や「鼻ほじり」とほとんど変わらないものなのだということ。

ただの「癖」でそれ以上の深い意味はない。

だから友達の前でも平気でできるし、その行為は友人間で連鎖もする。

でもマーナと話しているうちに、エマはどこかで「自慰行為」が「鼻ほじり」や「髪の毛を口に入れて噛んでしまう」という癖とは違うということを理解したのだと思う。

そしてそのエマの言葉を聞いたノッコも、ようやくその違いを理解できた。

それはエマがヒソヒソと話した内容が特別だったというよりは、その注意がいつもガミガミうるさいママではなく、親友のエマから来たということが効果的だったのだと思う。

子供の心理ってどんな風に働くのか分からないから、本当おもしろいと思う。

                    ◇


そしてノッコの自慰行為の現状はというと。

もちろん今でもしっかりやっている。

けれど必ず自分の部屋で。

よく禁煙家が「いつも吸っていた場所にいくと吸いたくなる」というのと同じように、ノッコもそれがしたくなる場所と時間帯が決まっているようで、学校から家に帰ってくると真っ先に自分の部屋に行く。

そしてドアを閉めて15分ぐらいすると出て来る(そのまま寝てしまうこともある)

私もジョンもノッコが何をしているのか分かっているけれど、あえて何も言わない。

けれど若干一人、そこのところを心得ていない人物がいる。

それはまぎれもなく風太。

時々ノッコの部屋のドアを開けて「遊ぼ!」と言っては、怒鳴られて泣く。

でもノッコはそのroutineが終わると心身ともにスッキリするのか、部屋から出て来ると比較的機嫌がいいことが多い。

そんなノッコをみていて、こんな小さな子供にとっても自慰行為は生理的に必要な行為なのかもしれないと思ったりする。

人間として普通に起こる欲求を無理やり抑え込めてしまうことは、やはり不健康だし、子供の成長にとってもよくないのかもしれない。

そして今回のことから私が学んだもう一つのことがある。

それは「子育てて悩んだら友人に相談する」

もうこれに尽きる。

今回のノッコの自慰行為については、その内容があまりに個人的なことだったので私は誰かに相談するのをずっと躊躇していた。

そしていつまで経っても解決しない苛立ちをいつもノッコ本人にぶつけていた。

だからマーナの方から相談してきてくれた時には心底うれしかったし、私の気持ちも100倍楽になった。

特に私は「自分だけじゃない、ノッコだけじゃないんだ」と思えると、気持ちがずっと楽になるタイプなので、こんな身近なエマもしていると知った時は、黒雲がはれたように気持ちがスーッと楽になった。

だからあのキャンプでの一晩がノッコと私の両方を変えてくれたのだと思う。

私を信用して相談してくれたマーナにも感謝だし、そっとノッコに注意してくれたエマの行為にも感謝。

やはり持つべきものは友達、だね。



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さわこ

Author:さわこ
在米のさわこです。売春、ドラッグ、破談などの障害を越えてようやく家へきたノッコと風太の養子縁組のお話を綴っていきます。

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