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娘の自慰行為:意外な解決策

* これは前回の記事の続きで、半年以上前のお話です。


日本語学校での自慰行為がおさまったかと思ったら、今度は家や車の中で頻繁に自慰行為をするようになってしまったノッコ。

どうしたものかと頭を悩ませていると、その解決方法は意外なところからやってきた。

                               ◇

2016年の夏に、私たちとマーナ一家は念願の「二家族合同キャンプ」に行って来た。

キャンプと言っても、森の中にある大きなキャビンをみんなで借りてそこに泊まったのだけれど、それは本当に本当に楽しい経験だった。

そのキャビンに泊まった最初の夜、子供たち四人はリビングルームでDVDを楽しみ、大人たちはキッチンで話をしていた。

私が2階にあるクリームを取りに行こうとリビングルームを通り抜けた時、ふとエマ(マーナの娘、ノッコと同い歳)の手が、彼女のプライベートに置かれているような気がした。

けれどそれは一瞬だったので、さほど気にもせずにそのまま階段を上っていった。

2階でクリームを探していると、下からマーナが上がってきた。

そして私に、

「ねえ、さわこ、、ちょっと相談したいことがあるんだけど、、」と話しかけてきた。

「なーに?」

「うん、、、。すごく訊きにくいことなんだけどさ、、、さわこだったら、どうする?  もしも自分の娘が、、その、、、自慰行為をしていたら。」

「えっ!」

あまりに思いがけない質問だったので、私は一瞬ノッコのことを言われたのかと思った。

「エマがしてるの?」

「そうなのよ。時々車の中で自分のプライベートを触ってるの。今もDVDを見ながら触ってたのよ。私も何か言わなきゃと思いながら、なんと言っていいのか分からなくて、ただ見てみないふりをしちゃうんだけど。本当はすっごく嫌なのよね。」

そう話しているマーナの顔をじっと見ながら、私は思わず彼女の両肩を「ガシッ」と掴み、それをブンブン前後に振りながら、

「マーナ、ありがとう!  ありがとう! 相談してくれてありがとう!」

と何度も、何度もお礼を言ってしまった。

「なーに、さわこ、“ありがとう”って」

困惑しているマーナに私は、

「だって、だって、私もずっと、ずっと悩んでいたんだもん、ノッコの自慰行為。でも誰にも相談できなくて、ほんと、一人でずっと悩んでたから。」と言った。

「えっ? ノッコちゃんもしてるの?」

「そうなのよー!」

そう言って私はマーナに日本語学校での出来事を話し、私のその後の試行錯誤と現在の状況を説明した。

「そうだったんだ。 私も誰にも言えずにいたから、さわこも同じ問題で悩んでたって知ってちょっと気が楽になったよ。」

「私もよー! もう楽になったなんてもんじゃないわよー! だって日本語学校の先生は、“よくあることです”とは言ってくれたけど、ノッコのクラスでそんなことしてる子は誰もいなくて、身近にも誰もいなくて、だからやっぱりノッコだけの問題なんだと思ってたのよ。そしたらこんな身近に同じように悩んでるお母さんがいたなんて! もう、気持ちがスーッと楽になったわー。」

「それでさわこはノッコちゃんと話したの?」

マーナがそう訊いてきたので、以前インターネットで調べた内容を説明し、ノッコには「触ってもいいけど、人前ではしない」と伝えていると話した。

「そうだよね。私も自慰行為自体をやめさせようとは思わないんだけど、人前でやるのはやめて欲しいんだよね。エマはきっと学校でもしてるんだと思うんだ。」

「ノッコもきっとやってるよ。もうあれは癖になっちゃってるんだろうなぁ。」

「じゃあさ、今夜二人でエマとノッコちゃんに話してみる?」

「えっ? 二人一緒に?」

「うん、」

「うーん、それはどうかな? ノッコは自慰行為は恥ずかしいことだっていう認識はあるから、エマに知られたくないと思ってるかも。」

「そっかあ。じゃあ、別々に話してみる?」

「そうだね。さりげなく話してみようか。」

「何て話す?」

「彼女たちの年齢は“触っちゃダメ”と言ってもどうしてなのか分からないみたいだから、もっと具体的に、1」人前でやらない。2)もしも触りたくなったら、自分の部屋かプライベートな場所にいってする。3)もしも近くにそういう場所がなかったら、別の物を触って気を紛らわす。みたいな感じかな?」

「そうなんだよねー。あの年齢の子供にセクシュアリティーについてどこまで話したらいいのか分からなくなるんだよね。エマはよく露出した服を着たがるんだけど、私がダメっていうと、“どうしてダメなの”って訊いてくるのよ。そういう服が好きな大人の男性がいるなんて話せないし、かといってちゃんと説明しないとエマは納得してくれないし、ほんと難しいよね。」

「そうなんだよね。私自身もなんとなく照れくさいというか、気まずい話題だから、ついつい不自然になっちゃうよ。」

「結局セックスが何なのかの説明をしないことには、どうして大人の男性の気を引くような行動をしちゃいけないのかを理解させるのは無理だと思うんだよね。でも7歳児にセックスの話をしてもいいものなんだろうかね。」

「それって養子縁組においても難しい問題なんだよ。ノッコも風太も産みのお母さんから自分たちが生まれたことは理解してるんだけど、産みのお父さんがどう関わっているのかが理解できていないんだよね。だからどうして自分には自分を産んでいない産みのお父さんがいるのかがよく分かっていないみたい。そこのところを説明しようとするとどうしてもセックスの話になっちゃうから、まだあやふやにして話してないんだけど、、。」

「なるほどね。それは確かに難しいね。」

「そういう話はノッコと風太がもう少し大きくなるまで待つしかないかな。」

「そうだね。」

二人でそんな話しをしたあと、私とマーナは一緒に下の階に降りていった。

そしてその時私たちの目に入ってきたものは、

なんと、

ソファーに座ってDVDを見ながら、自慰行為真っ最中のエマとノッコの姿だった!



*ごめんなさい。 今回で終わらせるつもりだったんですが、思ったより長くなってしまったので更にもう一回だけ続きます。


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No title

良かったですね~。エマちゃんみたいな完璧な優等生でも同じなんだ、と思うと、余計に安心できますよね。

思い出したのですが、うちの息子も小1のと時、担任の先生から、「教室で下腹部を触っている」 と言われたことがありました。「アトピーなので痒いんだと思います」 と私が答えると、それ以上は何も仰らなかったのですが、もしかすると痒かったのではなく…?

その後、高学年になって、自宅で触っていたことがあったので、「何してるの?気持ちいいの?」 と尋ねると、バツが悪そうに、「うん」…。
やはり、「触ってもいいけど、人前ではダメ。触りたくなったら、自分の部屋へ行って」 と言いました。

それでも、今でも、家族共用のパソコンがリビングにあるので、ネットサーフィンしながら触っていることがあり・・・注意すると、「違う。痒いんだ」 と息子は言います。
確かに息子は、全身アトピーで、下腹部に限らず、腕や脚、頭なども掻いていますが…。学校では痒くても我慢していると言っており、先生から何も言われたことはないので、私はあまり気にしていなかったのですが、もしかすると…? 
紛らわしいから、下腹部が痒くて掻きたい時も自分の部屋で!と強く言うべきなのかな。

ところで、

>それって養子縁組においても難しい問題なんだよ。
>産みのお母さんから自分たちが生まれたことは理解してるんだけど、産みのお父さんがどう関わっているのかが理解できていないんだよね。

子供にとっては、これって本当に不思議ですよね~。私も小さい頃、不思議で仕方ありませんでした。

・赤ちゃんは、どうすれば出来るのか?
・お母さんと血が繋がってるのは分かる。だって、お腹の中にいたんだから。でも、お父さんとも繋がってるのは何故?
・そして、赤ちゃんは一体、お母さんの身体のどこから外へ出てくるの!?

・・・母に尋ねると、「お父さんとお母さんが結婚して、仲良くしていれば、自然に赤ちゃんはできる」 と言い、それ以上のことは、「大きくなれば、自然に分かる」 と言って、答えてくれませんでした。

でもTVドラマとか観てると、結婚していない男女の間に子供が出来たり…なんて話もあるし、子供は少しも納得できないですよね。

そこで私は、幼稚園児だった息子から「赤ちゃんは、どうすればできるの?」 と聞かれた時、「男性の身体の中には、オタマジャクシのような形をした、”赤ちゃんの素” がある。男性と女性が、『赤ちゃんが出来るようなこと』 をすれば、その “赤ちゃんの素” と、女性の身体の中の卵とがくっついて赤ちゃんになるのだ」 と答えました。

赤ちゃんは、どこから出てくるのか? ⇒ 「女性の脚と脚の間にある穴から。普段は小さい穴だけど、赤ちゃんが出てくる時は大きく広がる」

ママの穴、見せて!と言われたので、「恥ずかしいから嫌だ!」 と言い、男性・女性ともに、プライベートゾーンは見せるのも見られるのもダメ、見ても良いのはお医者さんと、夫婦や恋人の間で合意がある時だけ…というような話もしました。どこまで理解できていたのか不明ですが。

『赤ちゃんが出来るようなこと』って、どんなことをするのか? ⇒ これはさすがに、具体的な行為の内容を説明するのは抵抗があり、「そのうち大きくなれば、自然に分かってくるから、今は聞かないで」 と言って、逃げていました。
あまりにしつこく聞いてくるようなら、北欧の性教育の絵本を日本語に翻訳したのを読ませようか…とも思っていましたが、息子は基本的には電車にしか興味のない鉄道オタクなので、そこまでする必要はなく、中1になって保健体育の授業で先生から教えてもらうまでの間、逃げ切ることができました(笑)
※授業で教わる、少し前に、友達からも聞いていたようですが。

でも最初に、「男女が、『赤ちゃんが出来るようなこと』 をして…」 と教えてしまえば、後々、息子が色々な言葉を耳にして、質問してきた時には、説明が楽でしたよ。

私の妹が出来ちゃった婚をした時には、「結婚していなくても、男女が愛し合って、『そういうこと』 をすれば、赤ちゃんは出来る」

避妊って何?と聞かれた時には、「愛し合って、『そういうこと』 をしたいけど、いま赤ちゃんが出来たら困る…という時、出来ないようにすること。ピルという薬を飲むらしい。ママは飲んだことないから、詳しくは知らないんだけど。」 (ゴムについては恥ずかしくて言えなかった)

不妊治療って何?・・・「不妊症といって、赤ちゃんの欲しいカップルが、『そういうこと』 をしても、何らかの原因で、赤ちゃんができないことがある。卵子が出やすくなる薬を飲んだり、それでもダメなら男性の 〝赤ちゃんの素” を取り出して注射器で女性の身体の中に入れたり、それでもダメなら顕微鏡を使って 〝赤ちゃんの素” と卵とをくっつけて、女性の身体に戻したり…」

ゴ〇カンって何?・・・「レ〇プとも言う。悪い男が、暴力をふるったり脅したりして、相手の女の人が嫌がっていたり、同意しているのか分からないのに、無理やり 『そういうこと』 をすること。結果、望まない妊娠に至ることも…。殺人にも匹敵する凶悪犯罪。絶対にダメだよ!」 (←息子は男だから、これは重要! 女性を大切にする人になってほしいです。)

幼稚園児・小学生だった息子を相手に、ここまで説明していた私って少数派でしょうか…?
皆さんは、どうしているのでしょうね?

Re: No title


卯月さん、

お久しぶりです!
ながーいながーいコメントをありがとうございました。
お返事が遅くなってしまってすみません。

そうそう、自慰行為に関しては男の子でも割とあるみたいですね。
これはノッコの学校の先生が言っていました。
卯月さんの息子さんは、もしかしたら本当に痒いだけだったのかもしれませんが、他の男の子は確実に触っているらしいですよ。
でも先生がちょっと声をかけるとすぐにやめるので、自分たちでも人前でやってはいけないことと分かってはいるみたいです。

私も卯月さん同様、小さい頃はどうやったら子供ができるのか全然分かっていませんでした。
でもテレビのラブシーンなどは見る機会があったので、「裸になってベタベタしてるとできる」と思っていた時期もありました。
なので小学校の六年生ぐらいのときに友達から事実を聞いたときは、ものすごくショックでしたね。
親がそんなことしてたなんて考えたくもありませんでした。

だから卯月さんのように小さい頃から少しずつ話してあげるのは大切なことなんじゃないかなと思います。
以前ネットで読んだ記事にもそう書いてありました。
養子縁組のこと、産みのお母さんのことをできるだけ正直に分かりやすく話してあげるように、性教育も小さい頃からその年齢にあわせて分かる範囲で話してあげたほうが、子供も大人もすっきりするような気がします。
変に隠したり、ごまかしたり、うろたえたりすると、子供のほうが「これは聞いちゃいけない内容なんだ」と感じてしまうかもしれませんものね。

その点卯月さんは小学生の息子さん相手に本当にちゃんと説明してあげてたなと思います。
最初にきちんと説明してあげたおかげで、「できちゃった婚」「避妊」「レ○プ」など、子供がメディアでよく聞く言葉について聞いたきた時も答えやすいですよね。最初に「こうのとりが、、」などとやってしまうと、あとの辻褄が合わなくなって大変だろうなと思います。

ただマーナが心配していたのは、エマが小さい時に性教育についてあまり話してしまうと、ドリアン(お父さん)に対して今までのようにベタベタと甘えてくれなくなっちゃうのではないかということでした。

私もそんな思いがあって「子供を性の対象と見る大人の男性がいる」ということをノッコに話さなかったという過去があります。

けれど今年あたりから私も少しずつノッコに話していこうかなと思います。
彼女にとっては産みのお父さんを理解する大切な話でもあるので。

とても参考になるコメントを本当にどうもありがとうございました。

これからも卯月さんの経験談などをシェアーしてもらえると、とてもうれしいです。

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さわこ

Author:さわこ
在米のさわこです。売春、ドラッグ、破談などの障害を越えてようやく家へきたノッコと風太の養子縁組のお話を綴っていきます。

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