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日本語学校の先生から「ちょっとお話したいことが、、、」

* これは、半年前のお話です。
* ようやく仕事の方が落ち着いてきましたので、コメント欄をオープンにさせていただきます。


ノッコが日本語学校に通い始めてから1年半。

最初の頃は、数ヶ月したらきっとすぐに「やめたい!」と言い出すのだろうなと思っていた。

当時は一緒に通っている美加ちゃんとばかり遊んで他の子と少しも遊べなかったし、ひらがなの一文字も書けなかったから。

でもそんなノッコにも徐々にお友達が増えてきて、勉強面でも一年生の漢字ならほとんど読めるようになった。

自分でも日本語の読み書きができるようになったことがうれしいのか、結局「日本語学校を辞めたい」と言い出すことは一度もなく、とりあえずは毎週楽しく通えているようだった。



そんなある日のこと。

授業が終わったのでノッコを連れて教室を出ようとすると、突然先生から、

「ノッコちゃんのおかあさん、すみません、あの、、ちょっとお話ししたいことがあるのですが、よろしいですか?」と声をかけられた。

急にそんな風に話しかけられて、ちょっとビックリしてしまった私は、

「えっ? はい、、 もちろん、、。」と間が抜けた調子で返事した。

「そうですか。ちょっとこのあと短いミーティングがあるので、それが終わるまでお待ちいただくことになってしまうのですが、よろしいですか?」

「はい、いいですよ。ノッコも一緒でいいんですか?」

「いえ、、、ノッコちゃんにはちょっと廊下で待っていてもらっていいですか?」

「そうですか。じゃあ、図書室で本を借りてきてそれをノッコに読ませるようにします。」

「そうですか。 クラス役員とのミーティングは5分か10分ぐらいで終わると思いますので。」

「わかりました。では図書室に行ってから廊下のところでお待ちしていますので、ミーティングが終わりましたらお声をかけてください。」

「わかりました。」

そう言って先生と別れ、私はノッコを連れて図書室に本を借りに行った。

けれど本を選んでいる間も、先生が何について私と話がしたいのかが気になって仕方がなかった。

(もしかしたら、ノッコの日本語能力があまりに低すぎてクラスについていけてないとか)

(それともお友達とうまくいっていなくて、何か問題を起こしているとか?)

先生の態度から、あまりいい相談ではないことを察していた私はそんなことを考えていた。

ノッコが読みたいという本を何冊か借りて、それを持って教室の前に戻っていった。

そこで3分ぐらい待つと、ミーティングを終わらせた先生が、

「大変お待たせしました。ではお入りください。」

と私を呼んだ。

「ノッコちゃん、ママちょっと先生とお話があるからここで待ってくれる? 図書室から借りてきた本読んでて。 すぐ終わるから一人で待てるかな?」

「うん」

ノッコがそう返事したので、私は一人で教室に入った。

「いつもノッコがお世話になっております。」

そう言いながら私が入っていくと、先生は「いえ、いえ、ノッコちゃんは本当に頑張りやで、私はいつも感心させられてるんですよ。」

そう言って笑った。

そして数分世間話をしたあと、先生は、

「それで今日お話しさせていただきたかったことなんですが、、」と切り出した。

(きたな、、)

「えっとですね、大変申し上げにくいことなんですが、、」

(ああ、やっぱり勉強か、友達関係のことなんだ、、)

「そのー、ノッコちゃんは授業中、あの、、股の間をずっと触っているんですよ。」

(えっ??)

「股の間ですか?」

「はい、一時間目から五時間目までずっと触りっぱなしで、さすがに他の子もそれに気がついてきてるようで、私に「ノッコちゃんへんなところ触ってる」って言いにくるんです。」

あまりに意外な相談内容だったので、私は頭が真っ白になってしまい何と返事したらいいのか分からなくなってしまった。

「そうだったんですか、、、、申し訳ありませんでした!」

「いえ、いえ、それはノッコちゃんのせいでも、お母さんのせいでもありませんから。」

「ただ他の子も気づいている以上、このままにしておくのはやはりよくないと思うのです。」

「そうですよね。先生も気が散って授業がやりにくいですよね。」

「いえ、いえ、私は大丈夫なんですが、、、。それで来週から日本語学校に来るときは、ノッコちゃんの好きな小さなぬいぐるみを持たせたらいいのではないかと思いまして。たぶんノッコちゃんは授業中に私の話を聞いていると、どうしても手持ちぶさたになってしまうんじゃないかと思うんですよ。だから授業中に手で触れるものがあれば、あそこに手がいくことはないんじゃないかと思って。」

「わかりました。来週からはぬいぐるみを持たせて学校に来るようにします。」

「変なご相談で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。」

「いえ、いえ、こちらこそご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありませんでした。」

「では、そういうことで、、、。」

「はい、失礼します。お話しくださってありがとうございました。」

そう言って教室を出たけれど、私はあまりのショックに、そのあとノッコの顔をまともに見ることができなくなってしまった。


つづく。



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さわこ

Author:さわこ
在米のさわこです。売春、ドラッグ、破談などの障害を越えてようやく家へきたノッコと風太の養子縁組のお話を綴っていきます。

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