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子どもが嘘をついた時は、褒めてあげる

我が家のノッコほど、嘘をついてるのが分かりやすい子供もいないだろうなとよく思う。

普段は私が二階にいるとノッコも二階に上がってきて、下におりると一緒におりるという感じで、いつも同じ階にいないと落ち着かない様子なのに、何か隠し事がある時だけ、

「ねえママ、上に行って洗濯物たたまないの?」などと、私にどこかに行って欲しいようなことを言いだす。

「なんで? ママに上に行って欲しいの?」と私が訊くと、

「そういう訳じゃないけど、、、」

この時すでに思いっきり顔に「私は今ウソをついています」と書いてある。

「あっ! ノッコちゃん何か隠してるな? ほら、出してごらん。」

「隠してないよー!」

「ほら、いいから!」

「何にもないってばー!」

そう言って嫌がるノッコの手を広げてみると、案の定、中から遊び禁止になっているスーパーボールが出てきたりするのだった。



普段から子どもたちには「嘘をついてはいけない」と教えているけれど、私はわりと子どものウソには寛大な方だと思う。

この年齢の子どもがつく嘘は、その場を繕おうとして咄嗟につく嘘が多く、人を欺こうとか陥れようとかいう悪質なものとは違う場合が多いから。

だからノッコや風太がウソをついても、目くじらを立てて叱りつけるようなことはあまりない。

というか、子どもがウソをついた時は逆に褒めてあげると効果的だということに最近気づいた。

例えば先日のこと、

ノッコはお手伝いをして貯めたお金を学校に持っていきたいと言った。

最初はダメだと答えていたけれど、「お友達にいくらあるかを見せるだけ。それ以外はカバンから絶対に出さないから」と言い張るので、「じゃあ、その言葉信じるからね」と言って、お財布を持っていかせた。

ノッコが学校から帰ってきてからも、お財布のことはすっかり忘れていたので何も聞かなかった。

けれどお夕飯の時、話のはずみからノッコはつい「今日ね、ノッコね、お昼にアップルジュースを飲んだの」と口をすべらせた。

「えっ? アップルジュース? どうして?」

この時ノッコは「しまった!」という表情をした。

「えっと、だって、だって、今日は、、あーっと、ミルクがなかったんだもん。」(ミルクは毎月払っている給食費に含まれているので購入しなくてもいい)

妙に言葉がしどろもどろになっていた。

「じゃあ、アップルジュースを買うお金はどうしたの?」

「えっーと、それは、だから、ノッコのお金。」

「ノッコちゃん、今日持って行ったお金で買ったの?」

「だってすごく喉が乾いてて、でもミルクがなかったから」

ノッコがウソをついているのはバレバレだったけれど、私は彼女を叱らず、代わりに褒めてみることにした。

「そっかあ。お金を使わないって言ったのに使っちゃったのはよくないけど、、でも、、正直に言ってくれてありがとね。 ママ、そういう正直なノッコちゃんがすごく好きよ。」

「、、、、、。」

しばらくだまっていたノッコは、

「えーっと、、ミルクはやっぱりあったかな。ああ、そうそう、あった、あった。でも、、えっと、、キラがアップルジュースを飲みたくて、それでノッコに買ってって頼んできたから、だからノッコの分とキラの分を買ったの。」と話を変えた。

もうこの咄嗟の言い訳がおかしくて、おかしくて、私は思わず顔が緩みそうになったけれど、それをぐっと我慢して、

「そっかあ、キラに買ってって言われたのか。」

「うん、キラはノッコのベストフレンドでしょ。だから、、」

「そっかあ、ノッコちゃんはキラをかばってミルクがなかったっていったのか。やさしいね。」

「、、、、、、。」

「でもやっぱり友達に何かを買わせるっていう行為はよくないから、ママ今度キラに会ったら、ノッコに何か買ってって言わないように注意しておくよ。そしたらノッコちゃんだってママとの約束を破ってお金を使ったりしなくて済むでしょ。」

「あーーーーーー! ダメダメ! 言わなくていい!」

「どうして? きっとキラはそういうことしちゃいけないって知らないんじゃない?」

「しってるぅーーーー! キラはもう知ってるから、だから彼女に言わなくていい!」

ノッコの必死さが、もう。

「そうなの? でもキラがジュース買ってって言ったのは本当なんでしょ?」

「ちがうー! ノッコが買ってあげるって言ったの。ノッコ今日お金持ってるから買ってあげるって言ったの。だからキラを注意しちゃだめ!」

「そっかあ、そうだったんだ。でもノッコちゃん、今朝ママと学校でお金を使わないって約束したよね。」

「、、、、、。」

「ママはノッコちゃんの言葉を信じて、おさいふを持たせたんだよ。それをこんな風に裏切られると悲しいよ。」

「ごめんなさい。」

「でも正直に言ってくれたからよかったよ。ノッコちゃんが正直に言ってくれればママ怒らないから。」

「うん。」

という感じで、信頼関係を築くことの大切さを常に教えるようにしているのだけれど、ノッコは相変わらずどうしようもないウソを時々つく。

その時のノッコの表情がおかしくて、私はいつもそれを思い出してクスクス笑ってしまう。

そうして思う。

きっと彼女が成長し親に言えない秘密が増えていくにつれて、それらのかわいい嘘は次第に笑えない嘘へと変わっていくのだろうから、このかわいい嘘を今は楽しませてもらおうかなって。



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さわこ

Author:さわこ
在米のさわこです。売春、ドラッグ、破談などの障害を越えてようやく家へきたノッコと風太の養子縁組のお話を綴っていきます。

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