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一年生をもう一度やり直してみて思うこと

これは前回の記事の続きです。


今年の9月から、もう一度一年生を繰り返すことになったノッコ。

彼女は今どうしているかというと、

とても楽しく学校に通っています!

新学期になったらクラスに誰も知っているお友達がいないだろうと思ったので、ノッコにもそれとなく心の準備をするように伝えておいた。

けれど学期前に送られてきたクラス名簿を見ると、ノッコがプレスクールに通っていた頃のお友達が二人もノッコのクラスにいた!

担任の先生もカーター先生ではなかったけれど、補修クラスでノッコが知っている先生だった。

それですっかり安心したノッコは、初日もワクワクしながら学校に行くことができた。

グランマに買ってもらった新しい服と靴、新しいバックパックや新しいお弁当箱をもって学校に走っていくノッコからは「また一年生で恥ずかしい」というような態度はどこにもみえなかった。

そして新学期が始まったばかりの頃、ノッコが特別ハッピーだったのには理由があった。

それは「クラスで自分だけ学校のシステムをよく知っている」という優越感だった。

ノッコは学校から帰ってくると「ママ、今日カヤに図書館の使い方を教えたんだよ。」とか「今日ショーンがミルクをもらう場所が分からないっていうから教えてあげたの。」という報告をよくしてくれた。

学校のどこに何があるのか、どうやって使えばいいのかをすでに知っていたノッコは、とたんにクラスの人気者になったらしい。

そしてカフェテリアには、生徒が食べきれなくなったゼリーやフルーツを「自由に持ち帰って下さい」と書かれたプレートにのせるシステムがあるのだけれど、食いしん坊のノッコはそのプレートを漁るのをいつも楽しみにしていた。

なので彼女は、何時頃そのプレートを覗くとおいしいものがあるかなどの秘密までクラスメートに伝授してあげたそうだ。

毎日そんな得意げなノッコを見るのが私も大好きだった。

勉強も最初のころは「すごく簡単」と言っていて、実際もらってくるプリントの答えはほとんど正解ばかりだった。

あれから2ヶ月ちょっと経った今では、すっかり周りの子に追いつかれてしまいあまり余裕がないようだけれど、それでも去年の今頃のノッコを思うと、当時の2倍は勉強が分かるようになっていると思う。

以前遊んでいたお友達との関係も全く問題なく、親友のキラやエマとは今でもしょっちゅう遊んでいる。

そんなノッコを見ていると、自分があんなに気を揉んで色々悩んだことが何だったのだろうと思えてくるほどだった。

そして同時に私は、「学校教育ってなんだろう」とか「学年システムって何だろう」と思ったりするのだった。

それは特に日本の教育システムについて。

学校が、器械体操や水泳教室のようにスキルが身についた子から上のレベルにあがるというシステムにできないのは人数的な問題から理解できる。

でもどうしてレベルの全然違う子供たちを、無理やり一緒に進級させてしまうのかなとも思う。

泳げない子に「泳げ!」と言ってもどうしても泳げないのと同じように、この年齢の子供に「もっと上手に読んでみろ」「この算数の問題を解いてみろ」と言ってもできないものはできないのに。

そういう子はただ、まだそういうことができる準備ができていないだけ、

もうちょっと成長する時間が必要なだけだったりするのに。

一年生ならこれくらい理解できるはず。

7歳ならこれくらいの文章は読めるはず。

そんな計りで彼らをひとくくりにしようとしてしまう。

その「はず」は、いったいどこから来てどんな意味を持つというのだろう。

そしてノッコのように、その「はず」から大きくはずれてしまった子供達は一体どうなるのだろう。

6−7歳の子供の学習のレベルなんてさまざまなのは当たり前で、ノッコのように上の学年にあがっても必ず勉強についていけなくなることが分かっている場合、進級の決断をもっとフレキシブルなものにしてもいいのにと思う。

そうやって子供に基礎をしっかり身につけさせてあげることで、今後の勉強に対する意欲や取り組み方が全然違ってくると思うし。

日本には受験があるから仕方がないのかもしれない。

でも受験という制度がなければ、どれだけ多くの子供達がもっと伸び伸びと勉強できるだろうと思う。

そしてそれによって、どれだけ多くの親が進路のストレスから解放されるだろうと思う。

日本の小学校はすばらしいと思うし、受験制度に利点があることも知っている。

けれどもう少しだけ柔軟さが伴えばもっともっと良くなるのになとも思う。

ノッコのような子供達のためにも、

いつかそうなって欲しいと思わずにいられない。



長々と読んで下さってありがとうございました。



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さわこ

Author:さわこ
在米のさわこです。売春、ドラッグ、破談などの障害を越えてようやく家へきたノッコと風太の養子縁組のお話を綴っていきます。

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