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ちょっとがんばったお誕生日会

* これは8ヶ月前のお話です。


子供関係の行事の中で、未だに慣れないものにバースデーパーティがあった。

以前も少し話したけれど、アメリカのバースデーパーティはちょっと変わっている。

プレスクール、キンダーガーテン、小学校ぐらいになると、「誰々ちゃんはパーティに招かれた」とか「私だけ招待されなかった」とかお友達のバースデーパーティで傷つく子がでてくるため、クラスメート全員を呼ぶというパターンが増えてきている。

そしてそんな大人数を家に招待することはできないので、パーティが行われるのは室内のプレイグラウンドや、プール、公園などが多い。

近頃は趣向を凝らしたパーティも多く、空手教室の一日体験をパーティにしてみたり、ボーリング場を貸し切ってパーティをする人もいる。

そのため、子供のバースディパーティに平気で2−5万円使う人が多い。

そういうパーティは子供達にとっては楽しいのだけれど、親にとってはけしてそういう訳でもない。

子供同士は知っていても親同士は知らないケースが多いので、パーティ会場で親達はちょっと居心地の悪い思いをすることがある。(少なくとも私は)

しかも子供用の食事(たいていピザ)は用意してあっても、親用の食事は用意してない場合もあるので、子供達が食べている間その横で空腹を我慢しながら立っていなければならない時もある。

そんな1)居心地が悪い、2)空腹に耐える、という状況を避ける為、子供が少し大きくなると、子供だけをパーティ会場に置いて帰ってしまう親もかなりいる。

私は以前から、そんなパーティのあり方にちょっと疑問を持っていた。

その点、日本人の友人が招いてくれたバースデーパーティは結構楽しめるものが多かった。

食べ物もおいしいし、ゲームなども混ぜてあって親子で楽しめる。

最初はそういうゲームを面倒くさがる親御さんもいるけれど、実際に参加してみると一番はりきっているのはたいていそういう最初に嫌がっていた人たちが多い (それは私のこと)。

だから色々考えた結果、今年のノッコと風太の誕生日(二人は同じ月の生まれ)は、

家で開くことにした!

呼ぶ人も、ノッコや風太が普段から仲良くしているお友達5−6人だけ。

その代わり子供達が親と遊べるゲームをたくさん用意して、食べ物もできるだけ豪華なものにする。

そう決めて早速準備に取り掛かった。

まずノッコと風太に呼びたいお友達の名前を挙げてもらった。

幸いどの子も私たちの知っている子だったし、その子達の親も普段から仲良くしている人たちばかりだった。

全員出席の返事をもらってから、どんなパーティにするかジョンと子供達と話し合った。

天気がよかったら外にプールを出して、水鉄砲やシャボン玉、水風船をやりたいとノッコが言ったので、それを全て採用することにした。

それから子供達と家をデコレーションするグッズを買いに行き、ノッコと風太の好きなプレートやナプキンを選んでもらった。

パーティの食事メニューは、スペアリブ、お寿司、サラダ、その他数品のサイドディシュ。

そしてバースディケーキも手作りのものをノッコ用と風太用に一つずつ用意することにした。

さあ、パーティの数日前から家の大掃除開始!

家の隅々まできれいにしてから、室内のデコレーション。

風船もたくさん膨らませて家中にちらばした。

これでようやく家がバースディパーティの会場らしくなった。

そして当日。

「ピンポーン」

最初のゲストの到着。

「うわー、よく来てくれたわね。さあ、あがって」

そうやってお客さんを案内している間に「ピンポーン」「ピンポーン」と次から次へと別の親子がやって来た。

子供達のお母さんやお父さんもみな顔見知りだったので、「子供だけ置いて帰っていい?」と聞く人は誰もいなかった。

ほとんどのお客さんが揃ったので、早速パーティの開始!

みんなを裏庭に案内し、まず飲み物やスナックを楽しんでもらった。

それから子供達はプールに入ったり、水鉄砲で水をかけあったりして遊び始めた。

最初はジョンが一人で水風船を作っていたのだけれど、そのうち別のお父さんやお母さんが水風船作りを手伝ってくれ、子供達はそれを受け取って水風船のキャチボール大会を始めた。

「ママとやるー!」とせがむ子がいたので、数人のお母さんたちもそのキャッチボールに参加。

でもこのお母さんたち、信じられないくらいの下手さだった。

子供が投げる水風船を「わざとか?」というくらい顔の前で割ってしまい、顔も服もびしょぬれ。

でも一人のお母さんが濡れるたびに、そのお母さんも子供達もお腹をかかえて笑った。

「食事の用意ができたので中に入ってくださーい。」

私がそういうと、お腹をすかせた子供達と親御さんたちがぞろぞろとダイニングルームに入ってきて、テーブルに用意したリブやお寿司を食べ始めた。

みんなが「おいしい」と言いながらたくさん食べてくれたので、それが私にはとてもうれしかった。

そして仕上げのケーキは、ノッコとお友達にホイップクリームとイチゴでデコレーションしてもらうことにした。

できあがりは、それはもう悲惨なものになったけれど、でも彼女たちが一生懸命飾ったケーキはとても好評だった。

そしてケーキにろうそくを立てて「ハッピーバースデー」の歌を歌う時、風太が間違えて、「Happy birthday to me ♩」と歌ってしまったので、みんなで大爆笑。

パーティは一応2時までということになっていたのだけど、2時を過ぎても誰も帰ろうとせず、みんなは相変わらず小さなグループになっておしゃべりを楽しんでいた。

それが私には「楽しいパーティの烙印」のようでとてもうれしかった。

その日は家の掃除から、デコレーション、食事の用意、そして片付け(特に割れた水風船のゴミ集め!)と本当に大変だったけれど、でもそうするだけの価値のあるパーティにできたような気がした。

だって当のノッコと風太が 「また来年も家でパーティしたい!」と言ってくれたんだもの。

来年はどんなバースディパーティになるか分からないけれど、今年同様できるだけ心を尽くした楽しいパーティにしたいなと思った。







Inside.png
やっぱりお寿司は一番人気




Backyard.png
かわいいプリンセス達のシャボン玉




Birthday Cake
がんばって作ったバースディケーキ


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ノッコのお小遣い制

* これは8ヶ月前のお話です。


ある日友人と話をしている時、どうやってお小遣い制を導入していったらいいのかという話題になった。

その人の家では毎日息子さん(6歳)に家のお手伝いをさせて、そのご褒美としてお小遣いをあげているとのこと。

「どんなお手伝いをさせてるの?」

私がそう訊くと、

「毎日晩ご飯の時に、みんなのプレートの横にナプキンをおいてその上にフォークをおくの。それを自分から忘れずにできたら25セントあげてるんだ。」

友人はそう教えてくれた。

「そう、結構簡単なお手伝いなんだね。」

「うん、まだ6歳だし、最初のお手伝いだからね。比較的簡単なことの方があまり子供の負担にならず、自分からすすんでやってくれるかなと思って。実際ショーン(息子さん)は結構楽しんでやってくれてるよ。」

「そうかあ、簡単なことを毎日かぁ、、、いいかもしれないね。うちでも始めてみようかな。」

「うん、そうしてみたら。」

                                 ◇

その日の晩、早速ジョンに話してみたところジョンも「いいんじゃない?」と賛成してくれた。

ところがその後ジョンのお母さんから電話がかかってきて、何気なくその話をすると、

「そうねえ、そういうのもいいかもしれないけれど、私は子供達が小さかった頃は、お手伝いをしたからお小遣いをあげるというのはあえてしなかったわね。」と言われてしまった。

「えっ、どうして?」

「家の手伝いは家族の一員として当然のことだと教えたかったから、お金目当てで手伝いをするようにはなって欲しくはなかったのよ。それに大きくなると、お小遣いをあげないと手伝いをしなくなる子も多かったから。」

「そうかあ、、、」

そんなお義母さんの話を聞いて、私も一理あるなと思ってしまった。

でもノッコにはお小遣い制を通じてお金の種類や計算を覚えて欲しいという思いもあったし、お金を貯めたり使ったりすることで計画性や責任感のようなものも養って欲しいと思っていた。

「じゃあさ」

私の話を聞いた後ジョンが切り出した。

「お手伝いは頼んだ事を無償でやってもらうことにして、お小遣いは良い行動をしたらご褒美としてあげるようにしたら?」

「そうだね。けんかしないで風太と遊べた時とか、罵るような言葉を使わなかった時とか、一日癇癪を起こさなかった時とか、その日その日に判断して決めていけばいいか。」

「そうだね。」

ということで、早速私達はお小遣い制を開始することにし、ノッコにその説明を簡単にした。

そして近くの文房具のお店で小さなホワイトボードとかわいい磁石をたくさん買ってきて、ノッコとお小遣い表を作った。

そこには月曜日から日曜日までのマスを作り、ノッコの行動が良い日は磁石を一日に二つ(磁石は一つ25セント)。そして一週間ごとに磁石の数を計算してその分のお金をノッコにあげるようにした。

私自身もこれがどんな効果をもたらすのか楽しみにしていたのだけれど、

結果は、


大失敗! 


ノッコがはしゃいで喜んでいたのは最初の二日だけ。

そのうち全く楽しみにしなくなり、壁にぶらさがっているホワイトボードは風太の落書きボードと化してしまった。

どうして失敗してしまったのかというと、

その理由はいろいろ考えられた。

まず一つは、ノッコがお金の意味をなかなか理解できなかったこと。

よい行動を心がけても、いつももらえるのはただのコインというのがいまいち彼女にはピンとこなかったらしい。

初めの週が終わった時に、ノッコと一緒にそのお金でキャンディーを買いに行き、お金があると好きなものが買えるという喜びを味わってもらったはずなのだけれど、それでもノッコはお金の価値がちゃんと分かっていないようだった。

「クウォーターが4つで1ドル」というコンセプトも100回ぐらい教えたけれど、結局ノッコはクウォーター1つを1ドルと呼び続け、お金の計算も全くできずじまいだった。

そしてもうひとつの失敗した理由は、お金の計算を週ごとにしていたこと。

常に「今を生きている」ノッコには、数日後にもらえるコインなどはあまり興味がないようだった。だったら毎日コインをあげていた方が効果的だったかもしれないなと思った。

けれど実際問題として、私たちもノッコも本当に忙しく、毎日忘れずノッコにコインをあげている時間はなかった。

そして最後の理由は、私とジョンのせい。

私たちはノッコの態度が悪くなるとすぐに「ノッコちゃん、ほら、そんなことしてると磁石が二つもらえなくなるよ」というのが口癖になってしまい、お小遣い表が脅しのツールのようになってしまったのだった。

そんな言葉にうんざりしたノッコは、お小遣い自体にも、それで買える物にも興味がなくなってしまったようだった。

ということで、一旦お小遣い制度は止めにして、ノッコがお金に興味をもったり、お金の計算が自分でできるようになってからまた始めようということになった。

もともと物欲があまりないノッコだったので、もっと「これが欲しい」という強い欲求がでてきたら自然に「お金ちょうだい」と言ってくると思えたし。

あまりうまくいかずお小遣い制は終わってしまったのだけれど、ノッコの貯金箱には7ドルほどお金が貯まっていた。

ノッコはそれを何に使おうかといろいろ考えていたようだけれど、ある日「ねえママ、ノッコ シェイク買いたい。」と言ってきた。

「えっ、あの貯めたお金でシェイク買いたいの?」

「うん、私に一個、風太に一個。いい?」

「あらー、風太君にも一個買ってあげるの? やさしいねー。」

私がそう言うとノッコはとてもうれしそうな顔をした。

早速いつも行っているコーヒーショップでシェイクを買おうとしたら、なんと1つが4ドル以上。

「残念だねー。じゃあ、マクドナルドに行ってみる? あそこなら7ドルで二つ買えるかもよ。」

そう言ってマクドナルドに行ってみると、シェイクは一つ3ドルちょっとだった。

それぞれ自分の好きなフレーバーをオーダーして、それを手にした時のノッコと風太のうれしそうな顔。

「ノッコちゃん、自分でがんばって貯めたお金で買ったシェイクはおいしいよ。」

私がそう言うと、ノッコは「うん!」と、とびきりの笑顔を見せてくれた。

あんなにうれしそうなノッコの顔を見れるなら、短命でもお小遣い制を試してみてよかったなと思えた瞬間だった。


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ノッコの運動会


ここしばらくは最近の記事が続いていましたが、ここでまたちょっと時計の針を巻き戻して、一年前のお話に戻りたいと思います。

まずはノッコの運動会から。

                                 ◇

初夏のある日、ノッコの日本語学校の運動会が開かれた。

ジョンは例年通り長期の海外出張中だったので残念ながら欠席。

私は朝5時半に起きてノッコと風太と私の三人分のお弁当を作り、敷物や雨が降った時の雨具と、子供達を車に詰め込んで学校に向かった。

この日は会場でのボランティアも頼まれていたので、かなりバタバタすることが予想されたため、友人のあつこさんと交代で子供をみながら乗り切ることにしていた。

学校に着くと今にも雨が降り出しそうなあいにくの天気だったけれど、運動会は決行するということだったので、ノッコのクラスが集まっているテントのところに行った。

そこには20人ぐらいのクラスメートが座っていて、頭に赤と白のハチマキをし、シャツの前後にクラス名が書いてあるゼッケンをしていた。

(日本みたい、、、)

一瞬自分が日本の、しかも子供時代の運動会会場に舞い戻ってしまったような錯覚に襲われるほど、そこは思いっきり日本ぽかった。

あまりの懐かしさに胸がキューン。

そして子供達のかわいいこと。

どの子もうれしそうにはしゃいでいて、初めての運動会が一体どんな風になるのかをすごく楽しみにしているようだった。

そして私もそんな子供達に負けないくらいワクワクしていた。

私はとりあえず風太を知り合いに預けてボランティアの打ち合わせに参加し、そのあとはそこから50メートルぐらい離れたところに敷物を敷いて見物席を確保した。

ノッコのいる年中組は午前中しか参加しないため、会の最初の方に出し物がまとめて組まれていた。

最初は徒競走。

スタートラインに立ったノッコは、自分が何をすべきなのかよくわからないようでキョロキョロしていたけれど、いざ「ヨーイ、ドン!」の声がかかると一気に走り出し、手と足を思いっきり前後に振って堂々の一番!

この時私は、初めてノッコが他の子と比べてどれくらい足が速いのかを知った。

そしてそんなノッコを見て、心から彼女を誇らしく思った。

本当に心から。

勉強面では、現地校でも日本語学校でも人よりずっと遅れているノッコ。

そのためにいつも落ち込み自己肯定感が低くなりがちだったけれど、「一位」のバッチを付けたその日のノッコは眩しいくらいキラキラしていた。

一位の旗を持ったお姉さんに連れて行かれるノッコを見ながら、(そういえば、運動音痴の私は一度もあの一位の旗を持ったお姉さんに手を引かれたことがなかったなあ)などとぼんやり考えていた。

私の子供の頃とあまりに違うノッコ。

とても足が速く、私が小学校時代に憧れていた女の子そのものだった。

カッコイイ、、、。

カッコイイぞ、ノッコ!

私は自分の娘を心から誇りに思った。

そしてノッコは次の玉入れでも大ハッスルし(いけね、死語だった)、風太と一緒に参加したパン食い競争でも一番になって大きなぬいぐるみをもらった。

そんな風に楽しい時間はアッという間に過ぎてしまい、残すは親子で参加する親子ダンスだけになった。

実はこのダンス、ノッコがずっと前からとても楽しみにしていて、家でも私と一緒にしょっちゅう練習していたものだった。

そのダンスのために親子でペアーの花飾りも作り、私の気分もノリノリだった。

それなのに、、、、

ダンスが始まるちょっと前に、立ち入り禁止区域に入ろうとした風太を「こらこら、入っちゃダメ!」と抱きかかえたその瞬間、思いがけず、まさかの、グキッ。

その瞬間、腰に電流が走ったのかと思うくらいのショックと痛さだった。

イ、、イタイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!

そう、

こともあろうに私は腰を痛めてしまったのだった。

かろうじて風太を地面に下ろしたけれど、あまりの痛さに私はそのままその場にしゃがみこんでしまった。

ビックリした知り合いが介抱してくれ「痛みが引くまで寝てた方がいい」と言って彼女の敷物の上で横にならせてくれた。

でもその間中私は、(ノッコとの親子ダンスをどうしよう!)とそのことばかりを考えていた。

他の子はみーんなお母さんと並んで踊るのに、ノッコだけママがいなかったらどれくらいがっかりするだろう。

そう考えたら、何がなんでも参加しなくちゃいけないような気がしてきた。

幸い腰の痛みもさっきの電流痛のようにはひどくなくなったので、私は知り合いにお礼を言ってとりあえず自分の敷物のところまで戻った。

その時、「年中組の親子ダンスに参加される保護者の方は、年中組のテントにお集まりください」というアナウンスが流れた。

「本当に大丈夫?」と心配そうに支えてくれる友達に「うん、とりあえず行ってくるわ」と返事して、私は腰を押さえながらノッコのいるテントに向かった。

(無理をしなければなんとかなりそう、、、)

そう自分に言い聞かせてテントに着くと、先生が子供達とお母さんたちに花飾りを配っていた。

「ママー!」

私を見つけたノッコがこちらに走ってきて、私に抱きついた。

「ノッコちゃん、実はママ今腰を痛めちゃったのよ。だから今はママに抱きついたり手を引っ張ったりしないように気をつけてくれる?」

そう頼んでみたけど、あまりにハイパーになっているノッコには全然聞こえていないよう。

自分の手飾りと私の手飾りを擦り合わせてはしゃいだりしていた。

そして入場の音楽と一緒に子供とお母さんたちはテントから校庭の真ん中の方へ行進していった。

すぐにダンスの音楽が始まって、私とノッコは家で練習したダンスを踊り始めた。

ノッコは本当にうれしそうにピョンピョンジャンプをしていて、私もできるだけ腰に負担がかからないように小さくジャンプした。

(とにかくさっきの激痛さえ起きなければ乗り切れる)

そう思いながら、もう祈るような気持ちでダンスを続けた。

そして、

再び腰を痛めることなく、私たちはダンスを終えた。

(ふぅー、)

(よかったー!)

「ノッコちゃん上手に踊れてたね。」

私がそう言うと、ノッコは「うん!」とうれしそうに返事をした。

こうして私たちは無事に運動会を終え、みんなでおいしいお弁当を食べてから家路に向かった。

後部座席で爆睡するノッコと風太を見ながら、(ちょっと最後はハプニングがあったけど、楽しい運動会だったな)と私は思った。

ノッコの日本語上達のために入学させた日本語学校。

ノッコの読み書きが他の子より遅れるのが目に見えた時、ノッコが傷つかない前に学校を辞めさせてしまおうか、なんて考えたこともあった。

でも無理してでも続けてよかったなと、その日は心から思った。

夏祭りや節分など、現地校では経験できない日本の文化を教えてくれる日本語学校は、日本人の母を持つノッコにとってとても貴重な場所なんだということが分かったから。

そして今日の運動会では、

今まで私が知らなかった、自信に溢れたカッコいいノッコを再発見することができたから。


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アドバイスをありがとうございました!



みなさんたくさんのアドバイスを本当に、本当に、本当にありがとうございました。

皆さん一人一人が、ノッコのこと、私のこと、そしてクリスティのことまで考慮して、どうしたら一番いいのかを考えてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。

いただいたコメントは、プリントアウトして何度も読ませていただきました。

本当は個別にお返事をしたいのですが、あまりにもたくさんのコメントをいただいたので、まとめてのお返事になることをどうかお許し下さい。

みなさんのコメントを読んで私はとても反省しました。

コメントからみなさんが母親として、あるいは一人の人間として、子供のために毅然とした態度を示そうとしているのに、私はとても弱腰で、どちらかというと逃げようとしていたからです。

ノッコのことは守ってあげたいけれど、クリスティや彼女のお母さんを傷つけたくないという八方美人的な気持ちが私には強くありました。

そしてけいさんが指摘してくださったように、親が口出しすることでノッコとクリスティの関係がなんだか変なものになってしまうのも避けたかったのです。

私がやはり小学生の低学年の頃、公園で一緒に遊んでいたお友達がなぜか急に怒り出し一人でプイッと家に帰ってしまったことがありました。

その子のうちは私がよく行く文房具屋さんだったので、帰りに数人のお友達とその子の家に寄って、どうしてその子が帰ってしまったのかを聞きにいきました。

すると出てきたその子のお母さんは、

「あんな風に傷ついて帰ってくるなら、一緒に遊んでもらってもねぇ。」と言って、その子と話をさせてくれませんでした。

悪いことをしたという実感のなかった私や他のお友達は、その時のお母さんの言葉にとても傷ついてしまいました。

それ以来その子との関係はなんだかギクシャクしたものになってしまい、私たちはその文房具屋さんにもあまり行かなくなってしまいました。

そんな思い出があったので、私も慎重にことを運ばないといけないなと思ったのです。

でもりんさんの、

「でも、ママの前で悲しいことを言われても、ママもそれに関して否定しないということは、ますますノッコちゃんは自分はダメな女の子で、悲しいことをされても当然な存在なのだと感じるのではないですか。」

という言葉や、ひのきさんの、

「さわこさんが黙ってるということは、その子と同じ考えなんだと、のっこちゃんに思われてるのでは?」

という言葉、ハナタロウさんの「このままでは、どんどん悪くなっていくと思います」という言葉にハッとしました。

トラトラさんの、

「少なくとも、聞くのが辛いから送迎をやめるのだけは、やめてほしいような気がします。ただ耳を塞いで、ノッコちゃんを一人辛いところに置いてきてしまうような気がします。」

という言葉も、ものすごく心に響きました。

私はなんだかんだ言って、ノッコの気持ちより自分の気持ちや立場を優先してきたのだと改めて気付きました。

ですので、やはり私も行動に出ようと思います。

今週の教室への送迎はクリスティのお母さんなので、クリスティに注意するのは来週になると思いますが、その前にまずノッコと話をしてみたいと思います。

やり方は、fuuniさんやあゆみさんをはじめ多くの方が提案してくださったように、ノッコが機嫌いいときにさりげなくクリスティの発言について彼女がどう感じているのかを聞いてみます。
そして嫌だったら嫌だと言った方がいいこと、私はノッコがとてもがんばっていると思うし、いつでもノッコの味方であることなどをしっかり伝えたいと思います。

まやさんのお友達のケースのように、ノッコがクリスティだけでなく、どんなお友達にもちゃんと「No」と言える子になってくれることを願って。

そして来週クリスティにもきちんと注意しようと思います。

Tomotanさんや、はなもくれんさんのように、声はやさしく、でも毅然とした態度で。英語だと確かにニュアンスも変わってきますよね。

Marieさんがおっしゃったように、勉強の進み具合はみんなそれぞれでいいこと、人が傷つくことは言わないほうがいいことなどを彼女に話してみます。

メリルさんの言うようにクリスティも彼女なりのストレスを抱えているのかもしれないし、トラトラさんの言うように、彼女は純粋にどうしてノッコができないのかを不思議に思っているだけかもしれないので、ここもやはり慎重にいきたいと思います。

クリスティは根はいい子なのだけれど、ただ頭の回転が早く本当になんでもよくできるので、とてもプライドが高いところがあります。

学校で、態度のいい学生は先生からグリーンのカードをもらえるのですが、クリスティはいつも先生の手伝いをしたりするのでグリーンカードばかりをもらっています。

でもある日ノッコとふざけていたのを注意されてイエローカードをもらってしまったそうです。

それが彼女にはとてもショックで学校でも家に帰っても泣いて泣いて大変だったとお母さんが言っていました。

ノッコはそのことさえも忘れてしまっていたのに。

だからもしも私がクリスティの発言を注意したら、彼女はきっとその恥ずかしさから泣いてしまうかもしれません。

そしてそのことをきっとお母さんに報告すると思います。

なので何人かの方がおっしゃったように、クリスティのお母さんとの間に変な誤解が生まれないように私の方から彼女に話しておくのも手だと思います。

彼女も多少気を悪くしてしまうかもしれないけれど、それはもう避けて通れない道だと思うし、常識をもった彼女ならきっとわかってくれると信じています。

鍵コメをくださった方たちも、自分のおいたちや職場での経験をシェアーしてくださったり、クリスティとのやり取りの想定したものを作ってくださったり、私達親子のことを親身に考えてくださってありがとうございます。

引用させていただきたい文はたくさんあったのですが、鍵コメでしたので控えさせていただきました。

そして最後にるんるんさん、実はわたくしスピッツの大ファンなんですよ。
一度草野マサムネさんについて記事を書こうかと思ったくらいなんですから。
だから「つぐみ」も知っていますよー!
心の中で思っていること、時にはちゃんと口にしなくちゃですよね。
素敵なプレゼントをありがとうございます!

今回のクリスティの件をノッコと話したあと、またみなさんにきちんと報告させていただきたいと思っています。

ですので引き続き私たち親子の様子を見守ってくださるととてもうれしいです。

みなさん、

たくさんのためになるアドバイスを本当にありがとうございました。


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ちょっと相談させて下さい



今日は、ここでみなさんのご意見を聞かせていただきたいなと思うことがあります。

それは先日のシリーズの中にも出てきたノッコの友達のクリスティのことです。

数週間前からクリスティはノッコと同じ器械体操の教室に通い始めたため、私とクリスティのお母さんと毎週交代で二人を教室まで送迎しています。

その車の中でのクリスティの発言が本当にきついので、私はだんだんノッコが可哀想になってきてしまいました。

「ノッコこの間のテスト、パスしなかったよね。クラスであんな簡単なテストをパスしなかったのノッコだけだよ。他のみんなは全員パスしたのにどうしてパスしなかったの? あれじゃ、こんどのテストもパスしないかもね。」とか、

「ノッコって失敗するとすぐに舌を出すよね。あれバカみたいってみんな言ってるよ。知ってた?」とか、

もう聞いている私の方が耳を塞ぎたくなるくらい、厳しい内容ばかり。

それでもノッコは本当に何も言い返さず、ただじっと聞いているだけなんです。

私がそんなこと言ったら気が狂ったように怒り出すくせに。

それでも一度クリスティが「ノッコの読む能力ってまだCレベルだよね。クラスでCレベルなのノッコだけだよ。」と言った時は、

「違うよ。私はもうDレベルだよ。」と言い返していました。

それでもクリスティが「ノッコはまだCで止まってるんだよ。Dなんて全然読めないじゃん。」と言い張るので、ノッコが私に、

「ねえ、ママ。私の読むレベルはC? それともD?」と訊いてきました。

なので私はここぞとばかり、「ノッコちゃんのレベルはDだよ。昨日読んだ本もDだったじゃない。すごく上手に読めててママびっくりしちゃった。」とクリスティに聞こえるように言い返してみました。

でも私に言えるのはこれくらいで、実際にクリスティ本人に向かって「そんなこといったらノッコが傷つくからやめようね」などと注意したことはまだありません。

こういう問題は親がいちいち出てこないで、子供同士で解決するべきだと思っていたからです。

でも昨日ジョンにそのことを相談したところ、「ママはノッコちゃんの味方だよというのを示す意味でも、クリスティに注意してあげた方がいいんじゃないかな。」と言われてしまいました。

みなさんはどう思われますか?

確かにあんな中傷を毎日ずっと聞かされてたら、ただでさえ低いノッコの自尊心はさらにズタズタになってしまうだろうなと心配ではあります。

でもクリスティは根はけして悪い子ではなく、たくさんいいところもあるので、ノッコは相変わらず彼女が大好きです。

そしてクリスティのお母さんと私はとても仲がよく、一緒にお茶をしたりする仲です。

だからできればクリスティやクリスティのお母さんを傷つけたくないなと思うのですが、やはり今一番気遣ってあげなければいけないのはノッコなので、それはもう避けられない問題なのかなと思っています。

車の中でクリスティのノッコに対する中傷を聞くのがとても辛いので、二人の送迎はもうやめようと思っています。

でもクラスが一緒なので、あの状態が学校でも続いているのだなと思うと、どうしても何かしてあげないといけないような気がするのです。

なんだか情けない相談で申し訳ないのですが、みなさんだったらどうなさるのかご意見を伺えたら光栄です。

よろしくお願いいたします。

さわこ


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さわこ

Author:さわこ
在米のさわこです。売春、ドラッグ、破談などの障害を越えてようやく家へきたノッコと風太の養子縁組のお話を綴っていきます。

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